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循環器疾患の治療について「なるほど」と感覚的に理解できる珠玉のオピニオン集

さすらいの循環器病学 この治療を行う本当の理由(電子版のみ)

カバー写真
  • 著:村川裕二(帝京大学医学部附属溝口病院第四内科教授)
  • A5判・110頁・2色刷
  • ISBN 978-4-8306-1926-7
  • 2015年5月19日発行
定価 3,080 円 (本体 2,800円 + 税10%)
なし
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内容

序文

主要目次

内科医に大好評のシリーズ「あなたが心電図を読めない本当の理由」,「循環器治療 この薬をつかう本当の理由」に続く村川裕二先生の第3弾.月刊「メディカル朝日」の連載「さすらいの循環器病学」(1~12回分)に書き下ろしのコラム4本を加えて再編集し単行本化した.各話で循環器疾患を1つずつ取りあげ,村川流のエッセイ風の語り口で治療をわかりやすく解説している.教科書とは違い,リラックスして読める,「なるほどね」,「そうだったのか」が満載の1冊.
☆図版3点,表組2点,カラー写真10点,モノクロ写真14点,イラスト・線画12点
はじめに

 教科書とはおもむきのちがう「循環器病の話」を書きました.
 疑問におもっていることを,あれこれ調べました.
 知らないことがたくさんありました.
 受け売りもあります.
 簡単そうに書きましたが,むつかしいテーマも扱っています.
 「ポシャったテーマ」もたくさんありました.
 「そうだったのか」という理屈が見えなかったから,形にできなかったのです.なので,ここに載っているのは「なるほどね」と思えたものだけです.
 楽しんでいただけると嬉しいです.

平成27年5月
村川裕二
目 次
 第1話 まだはもうなり─僧帽弁閉鎖不全
 第2話 「ガンバルとツライ」のはなぜか??─肥大型心筋症
  コラム(1)肥大型心筋症に出会うか?
 第3話 思い出すけど会いたくはなし─感染性心内膜炎
 第4話 狭き門から─大動脈弁狭窄
  コラム(2)慢性疾患の治療の「幸福感」は?
 第5話 ときどきお会いします─心房中隔欠損
 第6話 考えすぎると分からなくなる─高血圧の話
  コラム(3)突然死は誰に起きるか
 第7話 勝算はあるか??─硝酸薬
 第8話 「明日は晴れ」でも「足は腫れ」─深部静脈血栓症
 第9話 どうぞこのまま?─心房細動のレートコントロール
  コラム(4)心筋梗塞と心房細動
 第10話 採血120回に1回起きます─失神
 第11話 「うすくち」と「こいくち」─胸水の話
 第12話 しなやかとフニャフニャは違うのだ─収縮OKの心不全