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「はじめて透析患者を受け持つことになった…」そんなレジデントのための手引書!

BEAM(Bunkodo Essential & Advanced Mook)  

透析患者を受け持ったら,ズバリこう診る・管理する!

若手医師のための透析診療のコツ(電子版のみ)

カバー写真
  • 編集:加藤明彦(浜松医科大学附属病院血液浄化療法部准教授)
  • 編集 BEAM(Bunkodo Essential & Advanced Mook)編集委員会
  • B5判・236頁・2色刷
  • ISBN 978-4-8306-8144-8
  • 2011年9月16日発行
定価 4,620 円 (本体 4,200円 + 税10%)
なし
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正誤表

内容

主要目次

若手医師が求める日常診療のエッセンスをよりすぐり,かつ一歩進んだ知識を提供するムックシリーズ第5弾.
透析患者には特有の合併症があり,薬の使い方や検査値の読み方にも注意がいる.そのため透析患者を受け持った場合にはどの科の医師でも最低限知っておくべきポイントがある.
本書は研修をはじめたレジデントを対象に担当医として必須の知識と,見逃してはいけないことを解説.さらに専門医をめざす医師のための一つ上のステップとして,頻度の高い合併症の管理法を述べた.これまでありそうでなかった若手医師のための“透析患者を受け持つときの手引き書”である.
☆図版25点,表組58点,カラー写真2点,モノクロ写真2点

▽BEAM(Bunkodo Essential & Advanced Mook)編集委員会
 宮地良樹(京都大学皮膚科教授)
 上田裕一(名古屋大学心臓血管外科教授)
 郡 義明(天理よろづ相談所病院総合診療部長)
 服部隆一(市立島田市民病院院長)
第Ⅰ章 透析ってどんな治療?
 1.透析患者はここが違う!
 2.透析患者の一週間
 3.血液透析と腹膜透析の違いは?
  ミニレクチャー 透析診療の常識、非常識
第II章 透析治療について,これだけは知っておこう
 1.透析患者の検査結果を解釈する
 2.高血圧管理はどう考える?
 3.血糖管理はどう考える?
 4.薬を投与する際に注意することは?
 5.造影剤はどう使う?
 6.輸液はどうする?
 7.食事や栄養評価はどうする?
  ミニレクチャー 食事摂取量が少ない時の対応は?便秘の対策は?
 8.発熱に対するアプローチ方法
 9.透析患者の周術期管理
第III章 初期研修ではこれを学んでおきたい
 1.透析導入の考え方と実際のポイント
 2.バスキュラーアクセスの種類とその管理法
 3.理想体重を決める
 4.抗凝固薬の選び方は?
  ミニレクチャー 医療経済からみた透析の功罪
 5.透析中に血圧が下がる場合はどうする?
 6.腎性貧血の管理について
 7.骨・ミネラル代謝異常の対処法
 8.透析患者に多い感染症は?
  ミニレクチャー MRSA感染症に対する抗菌薬の投与法は?
 9.ウイルス性肝炎はどう対応する?
  ミニレクチャー 皮膚潰瘍や爪病変の対処法について
  ミニレクチャー 透析患者はなぜかゆい?
第IV章 腎臓専門医をめざす後期研修では、もう1つ上のことを学ぼう!
 1.虚血性心疾患のスクリーニングはどうすればよい?
 2.末梢動脈疾患への対処法
 3.透析アミロイドーシスを知る
  ミニレクチャー むずむず脚症候群への対応策は?
 4.多発性嚢胞腎患者を診るときのポイント
 5.透析患者に多い消化管出血は?
 6.透析患者の脳卒中はどう対応する?
  ミニレクチャー 意外と多くて見逃されやすいうつ病
  コラム 透析患者の旅行
付録:Further Readings
索引