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特定保健用食品(トクホ)と医薬品との関係がイラストで一目瞭然!

イラストでわかる!特定保健用食品と医薬品

作用機序と相互作用がまるわかり

  • 著:藤本浩毅(大阪市立大学医学部附属病院栄養部管理栄養士)
  •    篠塚和正(武庫川女子大学薬学部教授)
  • B5判・96頁・2色刷
  • ISBN 978-4-8306-6049-8
  • 2016年8月発行
定価 3,024 円 (本体 2,800円 + 税)
あり
在庫
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※電子版の購入方法は,各販売サイトにてご確認ください.

内容

序文

主要目次

特定の効果を謳う特定保健用食品(トクホ)と,同様の薬効を持つ医薬品との関係(作用機序の違いや相互作用など)を効果の種類別に解説.各項目の冒頭には作用機序の図を掲載して,ビジュアルでも理解できるようにしている.まずはこのイラストを見てイメージをふくらませて,本文を詳しく読み進めていただきたい.特定保健用食品と医薬品の関係について理解を深めたい薬剤師や管理栄養士,看護師にもオススメの一冊.

はじめに

 近年,食と健康に関する情報は毎日多くのメディアで取り上げられており,国民の興味も非常に高く,2015年には新たな保健機能食品として機能性表示食品の制度が始まりました.この制度により,食と健康に関する関心はさらに強まっていくものと考えます.
 わが国では機能性表示食品の制度が始まる24年前の1991年,世界に先駆けて特定保健用食品の制度が開始されました.特定保健用食品の制度では,いまだに毎年新しい保健機能成分が認定され,関連食品も販売され続けています.この特定保健用食品は,健康に対して疾病回避の観点から推奨される食品として販売されていますが,現在の医療の現場では,日常的に摂取している患者もいることから,食事療法の一環として取り入れることも少なくないようです.
 特定保健用食品は,作用機序と有用性(保健の用途)が明確であり,安全性も確立されています.その一方で,別の食品や医薬品と併用することで,効果が打ち消し合ったり,強く出すぎてしまったりすることも考えられます.そのため特定保健用食品を食事療法の一環として取り入れるためには,医師・薬剤師・管理栄養士・栄養士・NR・サプリメントアドバイザーなどが食品と医薬品の情報を正しく理解し,患者や消費者にわかりやすく適切にアドバイスし,適切な使用を促すことが必要です.
 しかし,医薬品の作用機序は大変複雑で理解しにくく,そこに特定保健用食品の作用機序が加わるとさらに複雑化します.そこで本書は,特定保健用食品の作用機序と医薬品の作用機序を文章で説明するだけでなく,簡易にわかりやすくイラスト化することにより,関連性を視覚的に把握できるように工夫しました.また,このイラストは患者や消費者に対して説明する場合にも活用することができます.本書が日常の診療やアドバイスの際に,十分に役立つものと期待しています.

2016年6月
藤本浩毅・篠塚和正

I 総 論
 1.医薬品と健康食品の違い(食薬区分)
 2.特定保健用食品(トクホ)に関する基本的説明
 3.医薬品と健康食品の相互作用
II 各 論
 1.「食後の血糖値の上昇を緩やかにする」表示をした食品と医薬品
 2.「お腹の調子を整える」等の表示をした食品と医薬品
 3.「コレステロールが高めの方に適する」表示をした食品と医薬品
 4.「血圧が高めの方に適する」表示をした食品と医薬品
 5.「食後の血中中性脂肪が上昇しにくいまたは
   身体に脂肪がつきにくい」表示をした食品と医薬品
 6.「骨の健康維持に役立つ」表示をした食品と医薬品
 7.「虫歯の原因になりにくい」または
   「歯を丈夫で健康にする」表示をした食品と医薬品
 8.ミネラルの吸収を助ける食品
Ⅲ 付 録
 1.特定保健用食品一覧
 2.特定保健用食品商品索引
索 引