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手術計画から手術手技とその達成点を経験豊富な執筆陣よりレクチャー.動画・イラスト・写真を効果的に用いたビジュアルな構成により,読者の技術をさらに上達させるシリーズ!

新刊

整形外科手術Knack & Pitfalls  

脊椎インストゥルメンテーション手術の要点と盲点

カバー写真
  • 編集:波呂浩孝(山梨大学教授)
  • A4判・196頁・4色刷
  • ISBN 978-4-8306-2745-3
  • 2021年5月発行
定価 13,200 円 (本体 12,000円 + 税10%)
あり
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※電子版の購入方法は,各販売サイトにてご確認ください.

内容

序文

主要目次

本書のテーマは低侵襲手術と脊柱変形におけるインストゥルメンテーションを使用した手術である.骨粗鬆症を基盤とする脊椎疾患や腰部脊柱管狭窄症に対する低侵襲脊椎手術,あるいは脊柱変形に関する手術には近年多くの関心が集まっている.現在行われている最先端の手術術式の適応,手技についてその分野のトップランナーの外科医である著者が多くの図や動画でわかりやすく解説.

【シリーズの特徴】
整形外科手術Knack & Pitfallsシリーズは,手術のポイントを分かりやすく理解できる解剖イラストと動画とともに,手術計画(Plan)→手術手技(Technique)の流れに沿って解説した手術手技書である.手技の要点と盲点(Knack & Pitfalls)や手術中に想定されるトラブルとその対応(Trouble shooting)などを簡潔なコラムでまとめている.

【シリーズ編集】
 松田秀一(京都大学教授)
 波呂浩孝(山梨大学教授)
 岩崎倫政(北海道大学教授)
 中島康晴(九州大学教授)

序文

 本シリーズの企画は2017年10月27日の沖縄における編集会議から開始されました.松田秀一教授が膝関節外科を担当され,今回の陣頭指揮をとられました.中島康晴教授が股関節外科,岩崎倫政教授が上肢の外科,私が脊椎外科を担当することが決定しました.近年,脊椎脊髄外科分野では多くのアトラスを使用した名著が発刊されております.そこで,本書は脊椎脊髄を専門としている指導医あるいは脊椎脊髄外科専門医・指導医を目指す専攻医にも興味がある脊椎インストゥルメンテーション手術をテーマに計画することにいたしました.私が担当をさせていただいた第48回日本脊椎脊髄病学会学術集会では,インストゥルメンテーションを使用した手術に関する演題が多数でした.そのなかでも,骨粗鬆症を基盤とする脊椎疾患や腰部脊柱管狭窄症に対する低侵襲脊椎手術,あるいは,脊柱変形に対する手術についての演題を多数応募いただきました.そこで,本書のテーマは『低侵襲手術と脊柱変形におけるインストゥルメンテーションを使用した手術』としました.脊柱変形については,病態と術式からみたタイトルを企画いたしました.
 著者の先生方はその分野では最先端を走っておられる外科医であり,学会や論文ではお馴染みの方ばかりです.執筆いただくにあたり,現在実施されている脊椎インストゥルメンテーション手術の適応,手技について,ビジュアル化してわかりやすい手術書を作成することを目的としていることをお願いしました.そのうえで,ポイントとして,
 1)文はなるべく簡潔に短い説明を行う.
 2)多くの図やイラストを使用する.
 3)症例提示を行う.
 4)手術計画を述べる.
 5)手術実施に必要な解剖を述べる.
 6)動画を多用する.
 7)推奨文献を記載する.
 8)各場面に手技の要点,盲点,コツを記載する.
を依頼いたしました.現在行われている最先端の手術術式が多くの図や動画でわかりやすく解説されており,短時間でポイントが理解できることは間違いないと思います.多くの先生方に本書を手に取っていただき,仕事場の書棚で実臨床にお役に立てていただければ幸甚でございます.
 最後に,このような企画の機会をいただきました松田秀一教授,本書の製作をいただいた文光堂の中村様と西様にお礼を申し上げます.

2021年5月
山梨大学教授 波呂浩孝

Ⅰ 低侵襲脊椎インストゥルメンテーション手術
 骨粗鬆症性椎体骨折に対する椎体置換術
 経皮的椎弓根スクリューを使用した固定術
 間接除圧効果を目的にした側方椎体間固定術

Ⅱ 脊柱変形に対する脊椎インストゥルメンテーション手術
 変性側弯を伴う腰部脊柱管狭窄症
 頚椎後弯変形
 腰椎変性後側弯症
 パーキンソン病合併の後側弯症
 [LIFを用いた矯正固定術] 
  成人脊柱変形(変性後側弯症)に対するLIFを用いた矯正固定術
  腰椎変性後側弯に対するOLIFを用いた矯正固定術
  Anterior Column Realignment(ACR)
 [骨切り術を使用した矯正固定術]
  Ponte骨切り術(Grade2)
  Pedicle Subtraction Osteotomy(PSO:Grade3, 4)
  Vertebral Column Resection(VCR:Grade5, 6)
 [腸骨スクリューを使用した脊柱骨盤固定術]
  Bilateral Dual Iliac Screwsを使用した脊柱骨盤固定術
  S2-Alar Iliac Screwを使用した固定術
 びまん性特発性骨増殖症(DISH)を合併した椎体骨折に対する固定術
 ナビゲーションを用いた矯正固定術-術前CTナビゲーションからハイブリッドナビゲーション手術室へ-

略語一覧
索引