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最新号 Medical Practice  2024年10月号(41巻10号)

構造的心疾患 Structural Heart Disease(SHD)

心不全パンデミック時代の最先端治療

カバー写真
  • 特集編集:三浦瑞樹(帝京大学医学部附属病院循環器内科)
  • B5判・168頁・2色刷(一部4色刷)
  • 雑誌コード 12077-10
  • 2024年10月2日発行
定価 2,970 円 (本体 2,700円 + 税10%)
あり
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主要目次

次号予告

【特 集】
■扉……三浦瑞樹
■座談会 増加する大動脈弁狭窄症とその対応
     出席者:堀浩一朗・安東治郎・三浦瑞樹・小池和彦
■総説 実地医家が知っておくべきSHDの基本
 弁膜症の疫学・自然歴……大門雅夫
 先天性心疾患の疫学・自然歴……後藤耕策ほか
■セミナー 実地医家が実践すべき診療のプロセス
 SHDのスクリーニングの方法,聴診のポイント……東田智江ほか
 開業医からみたSHD診療の問題点と解決に向けて……近藤秀一
 大動脈弁狭窄症(AS)の重症度評価の指標と治療のタイミング……谷口智彦
 僧帽弁閉鎖不全症の重症度評価の指標と治療のタイミング─重症度評価,自然歴,治療のタイミングとその考え方の変化―……岡本真希ほか
 三尖弁閉鎖不全症の重症度評価の指標と治療のタイミング……鶴田ひかる
 連合弁膜症の治療をどのように考えるか……阿佐美匡彦
 心房細動の治療をどのように考えるか……福永真人
 閉塞性肥大型心筋症の重症度評価の指標と治療のタイミング―重症度評価,自然歴,治療のタイミングとその考え方の変化―……河合冬星ほか
 卵円孔開存と脳梗塞……橋本 剛
 心房中隔欠損症の評価と治療のタイミング……町野智子ほか
■トピックス
 進歩するSHDの低侵襲カテーテル治療……桒田真吾
 低侵襲心臓手術(MICS)の現状……田端 実
■治療 知っておくべき最新の治療
 大動脈弁狭窄症に対する経カテーテル的大動脈弁留置術(TAVI)の最新のトピック……落合智紀
 僧帽弁閉鎖不全症へのカテーテル治療(TEER)の適応と効果……遠田佑介
 三尖弁閉鎖不全症へのカテーテル治療の適応と効果……杉浦淳史
 肺動脈弁インターベンションの適応と効果……上岡智彦
 心不全の薬物治療の進歩……松本新吾
 SHD術後外来フォローアップのポイント……林 昌臣
■この症例から何を学ぶか
 重症大動脈弁狭窄症と非弁膜症性心房細動を合併したATTR心アミロイドーシスに対してSHD治療を含めた集学的治療が奏効した一例……加門辰也
■Self-assessment test

【連 載】
◉One Point Advice
 小児肥満症とは ……花木啓一
 認知症と経済負担……飯塚友道
 「こんなとき,私はどうしたらよいのでしょう」……鈴木一詩
 医療AIの現状と未来:われわれはどう向き合うべきか?……梁川雅弘
 糖尿病関連腎臓病とファンタスティック4……西 裕志
 体幹部定位体放射線療法……片野厚人
 抗体医薬によるアレルギー総合診療……正木克宜
 家族性大腸腺腫症に対する新しい治療法……石川秀樹
◉今月の話題
 「健康に配慮した飲酒に関するガイドライン」のポイント……松下幸生
◉知っておきたいこと ア・ラ・カルト
 劇症型溶血性レンサ球菌感染症……奥川 周
◉エキスパートが教える問診の勘どころ
 対話から拾い上げるコモンディジーズ
 (第16回)「痛い,痛いと騒いで動けなくなりました」……曽我井大地
2024年11月号(41巻11号)
【特 集】
 炎症性腸疾患
 躍進の時代を迎えた炎症性腸疾患診療

■扉……岡本隆一
■座談会 躍進の時代における炎症性腸疾患診療の実際と課題
     長沼 誠×鈴木康夫×岡本隆一×小室一成(司会)
■総説 炎症性腸疾患の病態・診療の最前線
 新たに解明された炎症性腸疾患の病態……吉松裕介
 炎症性腸疾患診療の概況と診断・治療指針の改訂……久松理一
 これからの炎症性腸疾患治療……仲瀬裕志
■セミナー 炎症性腸疾患診療を支える病態の理解と診断法のポイント
 炎症性腸疾患の診療における基本的な考え方……松岡克善
 腸管免疫制御からみた病態……杉本 健
 病態における腸上皮の役割……水谷知裕
 病態における腸内細菌の役割……内藤裕二
 バイオマーカーの意義・活用法……横山陽子
 CT/MRIによる評価・診断……橋本真一
 腸管エコーによる評価・診断……佐上晋太郎
 内視鏡による評価・診断・治療……竹中健人
 腸管外合併症の診断と治療……松浦 稔
 炎症性腸疾患関連腫瘍の診断と治療……品川貴秀
 小児領域における炎症性腸疾患診療と成人移行支援……南部隆亮
 炎症性腸疾患診療における栄養管理・食事指導……斎藤恵子
■トピックス 
 潰瘍性大腸炎における抗インテグリンαvβ6自己抗体……桒田 威
 クローン病難治性瘻孔に対する同種間葉系幹細胞移植……高橋秀和
■治療 炎症性腸疾患の内科・外科治療の要点
 潰瘍性大腸炎の内科治療……清水寛路
 クローン病の内科治療……太田真二
 潰瘍性大腸炎の外科治療……内野 基
 クローン病の外科治療……辰巳健志
■この症例から何を学ぶか
 5-ASA不耐と診断しステロイドや分子標的薬の導入を回避し得た潰瘍性大腸炎の一例……田村皓子