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最新号 Medical Practice  2025年5月号(42巻5号)

認知症

認知症診療の新時代の到来

カバー写真
  • 特集編集:井原涼子(東京都健康長寿医療センター脳神経内科)
  • B5判・158頁・2色刷(一部4色刷)
  • 雑誌コード 12077-05
  • 2025年4月30日発行
定価 2,970 円 (本体 2,700円 + 税10%)
あり
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主要目次

次号予告

【特 集】
■扉……井原涼子
■座談会 抗Aβ抗体薬を用いた診療をどう見ているか,どう関わるか
 出席者:長濱康弘・上野俊昭・井原涼子・鹿毛秀宣
■総説 認知症医療の新しい潮流
 押さえておきたい認知症診断の基本……岩田 淳
 共生社会の実現を推進するための認知症基本法─共生社会の実現へ─……中西亜紀
 認知症診療における全人的医療の提供……清水聰一郎
■セミナー 抗Aβ抗体薬の登場によって変わるもの・変わらないもの
 アルツハイマー病の新薬─抗Aβ抗体薬とその適応について─……秋山治彦
 抗Aβ抗体療法時代の専門外来の診療フローとかかりつけ医の役割……武田章敬
 脳脊髄液バイオマーカーの実際と血液バイオマーカーの展望……春日健作
 アミロイドPET検査の実際……石井賢二
 認知症診療におけるMRIの役割……中村直子ほか
 認知症疾患医療センターの役割と地域連携……新井哲明ほか
 精神科医の認知症診療……笠貫浩史
 レビー小体型認知症(DLB)を早期に疑うには……宮川統爾
 前頭側頭型認知症(FTD)を早期に疑いうるか……池田 学
 血管性認知症をいかに診断するか……猪原匡史
 正常圧水頭症をいかに早期に疑うか……中島 円
 生活習慣病および生活習慣と認知症……小原知之
■トピックス
 最新の認知症治療薬の開発動向……新美芳樹
■治療 かかりつけ医で実践したい薬物療法・非薬物療法
 認知症の薬物治療の基本─治療薬の適応と使い分け─……古和久朋
 行動・心理症状に対する対応……數井裕光
 共生のための支援とケア……石井伸弥
■この症例から何を学ぶか
 かかりつけ医からの早期紹介によりレカネマブ投与に至った72歳女性……栗原正典ほか
■Self-assessment test

【連 載】
◉One Point Advice
 遺伝性大腸癌診療の注意点……佐々木和人
 ヨウ素と甲状腺疾患……伊藤 充
 食べられないこと(1)─医師はどのように考え,看護師はどう受け止めているか?─……川越 厚
 診療における一次情報収集の重要性……藤田英雄
 心血管疾患の家族歴と多価不飽和脂肪酸摂取不足との相乗作用……森田啓行
 アフェレシスの新展開② 遠心分離による血漿交換について……片桐大輔
 ヒトは本当に塩味が好きなのか……草場哲郎
 呼吸困難とその緩和……天野陽介
◉今月の話題
 紅麹を含む健康食品に関連した腎障害……阿部雅紀
◉知っておきたいこと ア・ラ・カルト
 von Willebrand病……武山雅博
◉エキスパートが教える問診の勘どころ
 対話から拾い上げるコモンディジーズ
 (第23回)「時々,胸がドキドキします」……平田理紗ほか
2025年6月号(42巻6号)
【特 集】
 慢性腎臓病(CKD)
 「CKD診療ガイドライン2023」および「CKD診療ガイド2024」の要点

■扉……丸山彰一
■座談会 これからの慢性腎臓病の診療─かかりつけ医と腎専門医の連携─
 大島 恵×大西康博×丸山彰一×小池和彦(司会)
■総説 CKD診療の進め方─診断・評価から受診勧奨・紹介そして多職種連携まで─
 CKDの診断と評価……小杉智規
 CKD患者の受診勧奨および腎臓専門医に紹介するタイミング……上條祐司
 CKD診療における多職種によるチーム医療……要 伸也
■セミナー CKD診療の実際─「CKD診療ガイドライン2023」および「CKD診療ガイド2024」のエッセンス─
 CKD患者の血圧管理……中川直樹
 CKD患者における心不全治療……藤井秀毅
 高血圧性腎硬化症の診断と治療……遠山直志
 糖尿病関連腎臓病(DKD)の診断と治療……大井祐貴子
 CKD患者の尿酸と脂質代謝異常の管理……亀井啓太
 CKD患者の生活指導……斎藤知栄
 CKD患者の食事療法と栄養管理……細島康宏
 腎性貧血の治療……玉懸直人
 保存期CKD患者の骨・ミネラル代謝異常(CKD-MBD)……駒場大峰
 CKD患者に注意する薬剤,使えない薬剤……西堀暢浩
 高齢者CKDの管理……小林 竜
 腎代替療法に関するShared Decision Making(SDM)……本田浩一
 腎移植医療の実際……辻田 誠
 小児CKDの管理……石塚喜世伸
■トピックス
 腎臓病診療における異種移植医療の可能性……池田拓海
 難治性腎疾患に対する再生治療……古橋和拡
■治療 ネフローゼ症候群とCKDの治療Up to date
 ネフローゼ治療の新展開……笠井里奈
 CKDに対する薬物治療……深水 圭
■この症例から何を学ぶか
 病診連携(二人主治医制)により適切に保存期管理を行い,安全に腎代替療法に繋げることが可能であった一例……田中章仁