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ベテラン循環器医に捧ぐ!「え,そうだったの!?」常識を覆す,明日の診療に役立つ小ネタ集

[R-40推奨]

循環器診療のちょっとイイ話Ⅰ 今までの常識を疑え!の巻

カバー写真
  • 著:伊藤 浩(岡山大学名誉教授/川崎医科大学総合内科学3特任教授)
  • A5判・112頁
  • ISBN 978-4-8306-1974-8
  • 2025年12月17日発行予定
定価 2,750 円 (本体 2,500円 + 税10%)
なし
在庫

内容

主要目次

循環器診療の最前線は常に変化している.本書は現場で働くベテラン循環器医に向けて,「今までの常識を疑う」トピックを厳選して紹介する.高カリウム血症の正常範囲の変更や,古い薬と言われているコルヒチンの新適応など,今アップデートしたい知識が満載.1テーマをイラスト付き4頁でサクッと解説しているため,忙しい診療の合間に効率よく学び直しができる.古い常識を更新し,明日からの診療に役立つ1冊.
「心房細動(AF)は脳卒中に注意」,それだけ?:予後不良のバイオマーカーである
心血管疾患の増加は高齢化だけの問題?:不都合な真実を知る
誰でも知っている大動脈弁狭窄症(AS)患者の自然歴:その謎に迫る
注目!血清アルブミン値:予後を決める低アルブミン血症
問題のあるbody mass index(BMI):その限界を知る
肥満は自己責任?:No!病気です
ありふれた食品,超加工食品(UPF)を避ける:科学的根拠に基づく栄養指導(1)
食物繊維を摂ろう:科学的根拠に基づく栄養指導(2)
体に良い蛋白質と油とは:科学的根拠に基づく栄養指導(3)
ACE 阻害薬とARB ,第一選択薬はどちら?:ガイドラインは見直されるか?
MRA は最強の臓器保護薬:知られざるMRA の実力に迫る
知っているつもりのBNP:意外な真実
揺らぐNYHA 心機能分類
浮腫を科学する:たかが“むくみ”,実は非常事態
甲状腺ホルモンが正常であれば問題ない?:無症候性甲状腺機能低下症に要注意
糖尿病と心不全:その密接な関係を暴く
心不全の治療は難しくない(1):左室駆出率の低下した心不全(HFrEF)編
心不全の治療は難しくない(2):左室駆出率の保たれた心不全(HFpEF)編
高カリウム(K)血症を怖がらない!:変わっていた正常値
LDL-C は本当に悪玉?:サクッと解説,LDL の真実
古い薬に新たな適応が!:見直されたコルヒチン
ルーチン処方されるPPI ,本当に大丈夫?:知られざるダークサイドに迫る
嘘っ, 消炎鎮痛薬(NSAIDs)で心不全?:体液貯留に要注意!
結局, 無効とされた治療
“Choosing Wisely(賢い選択)”を知る:世界が不要だとしている診療行為は?