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臨床に即した歩行の診かたとその理学療法アプローチをいかに行うか──エキスパートが説き明かした稀代の実地書!

歩行を診る

観察から始める理学療法実践

カバー写真
  • 監修:奈良 勲(神戸学院大学教授・広島大学名誉教授)
  • 編集:松尾善美(武庫川女子大学教授)
  • B5判・478頁・2色刷
  • ISBN 978-4-8306-4385-9
  • 2011年4月1日発行
定価 7,480 円 (本体 6,800円 + 税10%)
あり
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内容

主要目次

歩行機能の低下に対する理学療法の診断・評価とアプローチは,これまで運動学的解析および脳機能の視点からも進歩しているが,一方では運動学的に捉えても疾病による障害を有する対象者に病態を踏まえた上でどのように対象者を診断・評価し,アプローチを行うのかについて臨床的な立場で明確に整理されたわが国の著書は見当たらない.そこで,臨床に即した歩行の診かたとそれに対するアプローチを理学療法士の立場から各々の分野で研鑽されているエキスパートが本書を執筆.
本書では,まず歩行に関連する事項を整理し,次に各論では臨床に即した理学療法士による各疾患の歩行の診かたとそのアプローチ(症例データも含む)を提示.最後に,注目されているいくつかのアプローチについて紹介している.また,知っておくと役に立つことや用語解説などは「MEMO」として随所に散りばめられている.臨床症例に対する臨床実践とその背景的理論がバランスよく配置された内容で,臨床の現場で役立つ.若手理学療法士・学生にその手がかりを呈示する1冊.
☆図版・トレス303点,表組118点,カラー写真3点,モノクロ写真11点
【総論ー歩行を診る】
 1.歩行をどのような観点から捉えるべきか?―歩行観察の意味ー
 2.歩行を診る,そこからどういう理学療法を実践するか?
【各論ー歩行の診かたと理学療法】
 3.関節リウマチ
 4.大腿骨頸部骨折
 5.変形性股関節症
 6.変形性膝関節症
 7.運動器不安定症
 8.膝靱帯損傷
 9.足部損傷
 10.骨・軟部腫瘍
 11.脳卒中による運動麻痺
 12.脳卒中による高次脳機能障害
 13.脳性麻痺
 14.パーキンソン病
 15.多発性硬化症
 16.筋萎縮性側策硬化症
 17.脊髄不全損傷
 18.腰痛症
 19.筋ジストロフィー症
 20.心疾患・末梢動脈疾患
 21.呼吸器疾患
 22.心臓外科手術後
 23.代謝疾患
 24.痛み
 25.高齢者
 26.義足歩行
 27.装具歩行
 28.テーピング、インソールを必要とする対象者
 29.スポーツウエアを必要とする対象者
 30.歩行補助具を必要とする対象者
 31.環境整備を必要とする対象者
 索引