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最小の侵襲で最大の効果を上げるために,根治性をはかりながら肺機能温存を追求した注目の術式!

イラストで学ぶ系統的肺区域切除術 区切アトラス

カバー写真
  • 著:野守裕明(慶應義塾大学教授)
  •  岡田守人(広島大学教授)
  • B5判・276頁・4色刷
  • ISBN 978-4-8306-2335-6
  • 2011年5月10日発行
定価 26,400 円 (本体 24,000円 + 税10%)
あり
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内容

主要目次

切除実質と手術創の縮小という低侵襲手術は昨今の潮流となっている.その流れに乗って肺区域切除術は注目の術式である.肺区域切除術は結核の外科治療として発達したが,現在は,肺癌治療のトピックスとなっている.術後の肺機能をできるだけ温存しつつ,再発の抑制を追求した本術式のスタンダードがここにまとめられた.
☆図版201点,表組18点,カラー写真5点,モノクロ写真74点
【総論】
Ⅰ.肺結核に対する区域切除の歴史
Ⅱ.肺癌に対する区域切除の歴史と展望
Ⅲ.肺区域と区域気管支・血管の名称
Ⅳ.区域切除後の肺機能
Ⅴ.肺区域切除術における手技のポイント
 1.術前の解剖同定
 2.マーキング
 3.末梢血管・区域気管支の露出法
 4.肺切離中の断端確保の一手法
 5.区域気管支切離後の肺切離
 6.区域間切離の工夫
 7.リンパ節郭清
 8.hybrid VATSアプローチと鋭的剥離
 9.区域間の切離面の被覆
【各論】
Ⅰ.右上葉区域切除
 1.右S1
 2.右S2
 3.右S3
 4.右S2+S1a
 5.右S2b+S3a
Ⅱ.右下葉区域切除
 1.右S6
 2.右S8
 3.右S9
 4.右S10
 5.右S9+10
 6.右S6+S8a
 7.右S6+S10a
 8.右S6b+S8a
 9.右S6スリーブ切除
Ⅲ.左上葉区域切除
 1.左S1-3
 2.左S1+2
 3.左S3
 4.左S4+5
 5.左S1+2+S3c
 6.左S1+2c+S3a
Ⅳ.左下葉区域切除
 1.左S6
 2.左S8
 3.左S9
 4.左S10
 5.左S9+10
Ⅴ.スリーブ切除
 1.左上区スリーブ切除
 2.左舌区スリーブ切除