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整形外科の領域において日常診療に役立つ“コツ”と,陥ってはならない“落とし穴”をまとめた実践的なシリーズ!

整形外科Knack & Pitfalls  

肩関節外科の要点と盲点

カバー写真
  • 監修:岩本幸英(九州大学教授)
  • 編集:高岸憲二(群馬大学教授)
  • B5判・402頁・4色刷
  • ISBN 978-4-8306-2759-0
  • 2008年5月18日発行
定価 16,500 円 (本体 15,000円 + 税10%)
あり
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内容

主要目次

本書では,一般的な解剖だけではなく,サージカル・アプローチに必要な解剖も掲載.疾患各論では,治療方針や基本的術式を「スタンダード編」,複雑な術式を「応用編」としているため,レベルに応じた読み分けができる.術式は,写真やイラストを豊富に用いて経時的に解説しているため,手順やコツ,気をつけるべき点が一目でわかる.日常診療で遭遇する可能性のある疾患をほぼ全て網羅しているため,本書1冊で肩関節疾患の治療の全容を把握できる.
☆図版27点,表組19点,写真1,273点

【シリーズの特色】
本シリーズでは整形外科の領域ごとに巻を分け,各巻はその分野を代表する編集者が担当.一般整形外科医が必ず知っておくべき基本的な内容を「スタンダード編」にまとめ,その分野の専門家にとって参考になる高度な内容については「応用編」に分けて記載.カラー写真や図を豊富に用いて,手術操作のコツが読者によく伝わるように編集.また各疾患の基本的知識,手術適応決定に不可欠な画像診断など,手術以外の項目も取り上げ,さらに手術の前段階の保存療法についてもポイントを絞って掲載.臨床現場で使いやすい実践的な内容がまとめられた手引書.
I 肩関節の正常解剖・バイオメカニクス
  1.肩関節の正常解剖
  2.肩関節のバイオメカニクス
II 基本的診断法
  1.診断の進め方
  2.単純X線撮影
  3.MRI撮影
  4.CT撮影
  5.超音波検査
  6.関節・滑液包造影
  7.血液・関節液検査
  8.電気生理学的検査
  9.関節鏡検査所見のよみかた
III 保存療法の基本
  1.保存療法の適応・基本方針
  2.固定法・装具・テーピングのコツ
  3.薬物療法・注射療法のコツ
  4.リハビリテーションのコツ
IV 手術療法の基本
  1.麻酔と体位の要点
  2.進入路
  3.関節鏡視下手術のための解剖
  4.関節鏡視下手術の基本
V 外傷
  1.上腕骨近位端骨折
  [スタンダード編]
  [応用編]
  2.肩甲骨骨折
  [スタンダード編]
  [応用編]
  3.鎖骨骨折
  [スタンダード編]
  [応用編]
  4.肩関節脱臼
  [スタンダード編]
  [応用編]
  5.胸鎖関節脱臼
  [スタンダード編]
  [応用編]
  6.肩鎖関節脱臼
  [スタンダード編]
  [応用編]
  7.小児の肩部骨折の基本方針
VI 肩関節不安定症
 [スタンダード編]
  1.不安定症の分類と治療方針
  2.外傷性不安定症
  3.非外傷性不安定症の治療方針と保存療法
 [応用編]
  1.外傷性前方不安定症(Bankart損傷主体)
  2.外傷性前方不安定症(capsular tear主体)
  3.外傷性後方不安定症
  4.非外傷性不安定症
VII 肩関節の変性および炎症性疾患
 [スタンダード編]
  1.五十肩の治療方針
  2.石灰沈着の機序と保存療法
  3.骨関節症の治療方針
  4.上腕骨頭壊死の治療方針
  5.関節リウマチの治療方針
 [応用]
  1.鏡視下拘縮除去術
  2.open法および鏡視下石灰除去術
  3.骨関節症
  4.骨頭壊死
VIII 腱板障害
 [スタンダード編]
  1.インピンジメント症候群
  2.腱板断裂
  3.腱板疎部損傷
 [応用編]
  1.鏡視下縫合
  2.腱板広範囲断裂
  3.腱板部分断裂
IX 上方関節唇障害と上腕二頭筋長頭腱
  1.上方関節唇損傷
  2.上腕二頭筋長頭腱断裂
  3.上腕二頭筋長頭腱脱臼
索引