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乳腺の病理が基礎からわかる,病理医・外科医・放射線技師必携のカラーアトラス!

乳腺病理カラーアトラス

カバー写真
  • 編集:土屋眞一(日本医科大学病理部教授)
  • 編集 秋山 太(財団法人癌研究会癌研究所病理部副部長)
  • 編集 森谷卓也(川崎医科大学病理学2教授)
  • B5変型判・192頁・4色刷
  • ISBN 978-4-8306-0466-9
  • 2008年3月29日発行
定価 13,200 円 (本体 12,000円 + 税10%)
あり
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内容

主要目次

日本における乳癌の頻度は増加の一途をたどり,女性の癌による死亡原因の第4位にあたる.それにつれて誤診による訴訟も増加しており,診療に従事する外科医,病理医,診療放射線技師すべてに確かな診断が求められる.しかし従来の乳腺病理テキストはその多くが内容が高度で,外科医はもとより乳腺を専門としない病理医にも難解であった.
本書は,肉眼像・病理組織像・臨床病理相関,最新トピックスを系統的に網羅した乳腺病理のカラーアトラス.カラー写真500症例と簡潔な記載で,病理医以外にもすぐに理解できるよう基礎に絞った編集.エコー写真のほか,マンモグラフィ画像も豊富に掲載し,病理医以外の外科医,産婦人科医,放射線技師にもわかりやすい記載内容.乳腺病理の入門アトラスとして最適の1冊.
☆図表1点,写真448点
I 総論
  1.乳腺の正常構造
  2.乳腺の内分泌環境
  3.乳癌の臨床
  4.細胞診
  5.針生検
  6.生検・手術材料の取り扱い方
  7.乳房温存療法手術標本の病理検索
  8.EIC
  9.乳癌手術における術中迅速診断の意義
  10.乳癌の組織分類
  11.St. Gallenコンセンサス会議
  12.ホルモン受容体
  13.病理学的悪性度分類(グレード分類)
  14.波及度,ly,v,炎症性乳癌
  15.HER2 遺伝子
  16.病理診断に役立つ免疫組織化学
  17.乳癌治療に対する病理学的効果判定
  18.センチネルリンパ節
II 各論
 A.良性腫瘍
  1.繊維腺腫
  2.乳管内乳頭腫
  3.乳頭部腺腫
  4.乳管腺腫
  5.葉状腫瘍
  6.腺筋上皮腫
  7.その他の上皮性良性腫瘍
  8.非上皮性良性腫瘍
 B.悪性腫瘍      
  1.非浸潤癌
  2.浸潤性乳管癌
  3.特殊型乳癌
  4.パジェット病
  5.その他の悪性腫瘍
 C.乳腺症
 D.その他の乳腺疾患 
  1.腫瘍様病変
  2.男性乳腺疾患
  3.副乳
  4.乳房の皮膚疾患
 E.画像と病理像の対比
 F.乳腺病変のリスク分類(異型過形成)
 G.乳腺疾患の良悪性鑑別診断
索引