定番のベスト&ロングセラーを全面改訂!鍼灸師(あはき師)国試受験者を強力サポート.
新刊ダイジェストスタディ
はり師・きゅう師・あん摩マッサージ指圧師 国試対策要点の総チェック 下巻
内容
序文
主要目次
呉竹学園では,あん摩マッサージ指圧師はりきゅう師(あはき師),柔道整復師(柔整師)を目指す学生に対し,1980年代(都道府県試験時代)より試験科目ごとに重要項目を纏めた「全科輯録」という冊子を刊行しておりました.これは,あくまでも学内用に教員,特に科目ごとの主任を中心に,編纂されたものでありましたが,全ての本学園学生が活用するばかりでなく,他校の学生も本学園に購入希望するようになり,隠れたベストセラーと言われておりました.その後,あはき師,柔整師の資格が国家試験に移行された1990年代には,「全科輯録」を国家試験用に改定し,「パーフェクトスタディ」という新しい名称で書籍として刊行しました.この「パーフェクトスタディ」は基礎編と臨床編との分冊でありましたが,ページ数も多く,学生からは持ち運ぶのが大変であるなどの意見も出され,2000年代にさらに改良された「ダイジェストスタディ」を編纂いたしました.40年以上に渡る月日を経て,この度,この「ダイジェストスタディ」を全面改訂し,『ダイジェストスタディ はり師・きゅう師・あん摩マッサージ指圧師 国試対策要点の総チェック』が『ダイジェストスタディ 柔道整復師 国試対策要点の総チェック』に引き続き発刊できますことは,大変感慨深いものであります.
本書は,上巻,中巻,下巻の3分冊になっています.上巻では基礎・社会医学系,中巻は臨床医学系専門基礎科目,下巻は鍼灸,あん摩マッサージ指圧の専門科目が収載されていますが,各科目各項目に重要なポイントが明記され,図表もふんだんに用いるなど大変見やすい構成となっています.この重要なポイントは,国家試験でも頻繁に出題される内容が考慮されています.また細目ごとに注目度が記載され,必要に応じて補足欄で詳細説明をするなどの工夫もなされ,資格を目指す学生諸氏にとって使いやすいものとなっていると確信いたしております.呉竹学園の専任教員によって執筆された本書を多くの学生諸氏が大いにご活用され,日々の勉学,資格取得に役立てていただければ幸いです.
末筆となりますが,本書の企画,編集並びに刊行にご尽力いただいた株式会社文光堂の皆様に深甚なる敬意を表するとともに感謝を申し上げ,序文といたします.
2026年3月
学校法人呉竹学園理事長
坂本 歩
1 東洋医学の特徴
①基礎理論(東洋医学の思想)
②人体の見方
③東洋医学的治療(地域と治療法)
2 生理物質における生理
①生理物質における生理・病理
②生理物質における病理
③人体における陰陽
3 蔵象学説における生理・病理
①生理
②病理
4 病因病機
①病因
5 四診
①望診
②聞診
③問診
④切診
6 弁証論治
①弁証方法
②治則:疾病に対する治療の原則
③治法
7 治療法の概要
①鍼灸の補瀉
②取穴による補瀉(難経)
③古代刺法
2 経絡経穴概論
1 経絡の概要
①経絡について
②経絡系統の内容
③正経十二経脈の流注
2 経穴の概要
①腧穴について
②経穴について
③骨度法
3 要 穴
①概説
②要穴の種類と特徴
4 経穴の取穴法
①正経十二経脈
5 奇経八脈
①督脈
②任脈
③その他の経絡系統と経穴
6 奇穴(新穴を含む)32穴
7 よく知られている経穴の組み合わせ
①六つ灸
②小児斜差の灸
③中風七穴
④脚気八処の穴
8 筋・神経(筋枝)と経穴
①上肢の筋・神経(筋枝)と経穴
②下肢の筋・神経(筋枝)と経穴
③上肢帯の筋・神経(筋枝)と経穴
④肩背部の筋・神経(筋枝)と経穴
⑤胸腹部の筋・神経(筋枝)と経穴
⑥前頸部の筋・神経(筋枝)と経穴
⑦顔面部・頭部の筋・神経(筋枝)と経穴
⑧神経(皮枝)と経穴/⑨血管と経穴
9 経穴の並び
10 経絡・経穴と現代医学的研究
①経絡現象
②経穴現象
3 東洋医学臨床論
1 鍼灸臨床
①プライマリ・ケア
②医療倫理
③診 察
④治療の原理・原則
⑤カルテの記載/⑥ POMR
2 治療穴とその応用
①鍼灸臨床における治療部位の分類
②鍼灸臨床における治療目的と治療部位の選定
③治療穴の主治と効能/④治療穴の配穴方法とその運用
3 手技と手法
①治療手法の選択
4 疼 痛
①概説
②頭痛
③顔面痛
④関節痛
⑤頸肩腕痛
⑥上肢痛
⑦肩関節痛
⑧腰下肢痛
⑨腰痛
⑩下肢痛
⑪膝痛
⑫胸痛
⑬腹痛
5 臓腑と関連する症候
A:肝系統
①眼精疲労
②気分障害(うつ状態)
③めまい
B:心系統
①動悸・息切れ
②血圧異常/③睡眠障害
C:脾系統
①食欲不振
②肥満
③やせ(るいそう)
④悪心・嘔吐
⑤便秘
⑥下痢
⑦歯痛
D:肺系統
①咳嗽と喀痰
②呼吸困難
③鼻閉・鼻汁
E:腎系統
①脱毛症
②耳鳴り・難聴
③排尿障害
④ ED(勃起障害)
6 全身の症候
①疲労と倦怠感
②発熱
③冷え
④のぼせ
⑤浮腫
⑥搔痒感(痒み)・肌荒れ・発疹
7 その他の症候
①顔面麻痺
②歩行異常
③口渇
④出血傾向
8 女性特有の症候
①概説
②月経異常
③性器出血
④帯下
⑤不妊症
⑥つわり
⑦骨盤位(逆子)
⑧乳汁分泌不全
9 小児特有の症候
①概説
②疳の虫
③夜尿症
④小児喘息(小児気管支喘息)
10 老年特有の症候
概説
②認知症
付 東洋医学のまとめ
①東洋医学的な病態分類と随伴症状・治療方針・選穴例まとめ/
②各病証が引き起こす症候一覧
4 はりきゅう理論
1 鍼の基礎知識
①用具─鍼と鍼管
②古代九鍼
2 刺鍼の方法と術式
①刺鍼の方式
②刺鍼の術式
3 特殊鍼法
4 灸の基礎知識
①灸の材料
②線香
5 灸術の種類
①有痕灸
②無痕灸
6 リスク管理
①安全対策の基本
②感染対策
③有害事象の種類と対処法
7 鍼灸治効を理解するために必要な基礎知識
①ホメオスタシスとフィードバック
②生体の調節
③感覚
④熱傷(炎症)
⑤体表の反応
8 鍼灸治効機序
①鍼鎮痛
②循環系と鍼灸
5 あん摩マッサージ指圧理論
1 あん摩マッサージ指圧の意義
①あん摩・マッサージ・指圧の意義と沿革
②あん摩・マッサージ・指圧の基本手技
2 あん摩・マッサージ・指圧の生体に及ぼす作用
①あん摩・マッサージ・指圧の各組織・器官に及ぼす作用
②運動法の生体におよぼす作用
③あん摩・マッサージ・指圧の治療効果
3 あん摩・マッサージ・指圧と東洋医学
①古法あん摩と導引
②導引口訣鈔における按摩法
③按腹図解における古法あん摩
4 マッサージの応用
①マッサージの応用分野
②マッサージの応用分野(結合織マッサージについて)
5 あん摩・マッサージ・指圧の施術上の注意
①適応症と禁忌
②施術上の注意
③リスク管理(過誤の原因と予防)
6 関連学説
①内部環境の恒常性
②ホメオスタシス(恒常性保持機能)
③ストレス学説(汎適応症候群の学説)
④ゲートコントロール説
⑤圧─自律神経反射の学説
⑥サイバネティックスの学説
⑦過剰刺激症候群の学説(レイリー現象)