TOPページへ

大幅改訂の第3版.イラスト・チャートにより理学療法検査・測定を,実践できる1冊!

図解理学療法検査・測定ガイド第3版

  • 編集:内山 靖(名古屋大学大学院教授)
  • A5判・1052頁・2色刷
  • ISBN 978-4-8306-4704-8
  • 2023年2月10日発行
定価 10,890 円 (本体 9,900円 + 税10%)
あり
在庫
電子版販売サイト

上記の電子版販売サイトのボタンをクリックすると,外部のサイトに移動します.電子版の購入方法は各販売サイトにてご確認ください.

内容

序文

主要目次

理学療法の重要項目である,検査・測定/評価に関わる基本的臨床技能と実践能力を高めることに力点を置いて編集した好評書の第3版.本書では,検査・測定の実際を紙上で臨場感をもって理解できるように,以下のような「図解」を多く用いた.
 ◉セラピストと患者のやりとりを対話形式で提示
 ◉正しい方法・誤った方法を図示して対比させる
 ◉フローチャートや,検査ポイントのまとめなど要点を徹底的に視覚化
 ◉イラストのクオリティを大幅にアップ
また,第3版では時代に即して内容を大幅増強.検査測定について医療面接・フレイルなど7項目,活動・参加で4項目,整形外科的検査18項目,22の病態別にみた検査・測定のコツなど,前版より100頁の増頁となり,検査・測定のすべてを網羅する1冊となった.理学療法を学ぶ学生はもちろん,臨床の現場で活躍する理学療法士にも大いに役立つ必携書である.
第3版の発刊にあたって

 2006年3月に本書を発刊したところ,読者からは,具体的なセリフや誤りやすい方法が図示され,検査・測定に重要な思考・実践過程を学びつつ,正確な方法の学修や確認に有用であるとの温かいご意見をいただきました.
 その後,2009年に動作と活動・参加の内容を拡充するとともに,細部にわたる整合・補完性を高めて第2 版を発刊したところ,本当に多くの養成機関の学生ならびに臨床家の手に取っていただくことができました.第2版の発刊以降,高齢化は加速し,地域医療計画に基づく医療・介護の連携とともに,科学技術・情報科学の進歩は目覚ましいものです.また,COVID―19が世界の人々の健康を揺るがし,理学療法の臨床・教育にも大きな影響がありました.このような中でこそ,対象者の正確な状態を把握するための検査・測定のスキルの獲得が重要であり,対象者への説明や手順の詳細とともに臨床推論の流れを習得することが不可欠です.
 第3版では,これまでの基本コンセプトを継承し,細部まで自己学習を可能にするために,昨今の簡素化の流れには敢えて追従せず,100頁ほど増量する重厚な作りとしました.具体的には,検査・測定の実際では,医療面接の進め方(コミュニケーション),栄養,フレイル,義肢・装具・車いすの適合判定,自己効力感,フットケアなどの項目を加えました.また,ご要望の多かった整形外科的検査18項目を部として新設し,活動・参加では家族関係,退院支援計画,生活・運動習慣(行動変容),労働・職場環境の項目を増やしました.あわせて,22の病態別にみた検査・測定の視点とコツについても収載しました.
 本書を一人でも多くの関係者にご覧いただき,理学療法学をよりよいものへと進化させていただけることを切望しております.

2023年1月
内山 靖
Ⅰ部 理学療法における検査・測定
 検査・測定の概要と学修の進め方  

Ⅱ部 検査・測定の実際
 1 医療面接の進め方(コミュニケーション)   
 2 意識・覚醒状態                
 3 知的・認知機能                
 4 意欲(抑うつ)                
 5 バイタルサイン―脈拍・血圧(呼吸を含む)   
 6 皮膚(褥瘡)                 
 7 浮 腫
 8 形 態                     
 9 姿 勢                     
 10 関節可動域―上肢
 11 関節可動域―下肢               
 12 関節可動域―体幹               
 13 関節可動域―胸郭               
 14 関節可動域―顎関節              
 15 筋力―上肢                  
 16 筋力―下肢                  
 17 筋力―体幹・頚部               
 18 体性感覚                   
 19 疼 痛                    
 20 反 射                  
 21 筋緊張                 
 22 片麻痺機能                 
 23 体幹機能                   
 24 脳神経系検査                
 25 失 語                   
 26 失 行                     
 27 無視症候群(半側無視)             
 28 Pusher現象                  
 29 不随意運動                  
 30 協調運動                    
 31 柔軟性                     
 32 平衡とバランス―成人              
 33 呼 吸                    
 34 運動負荷試験                  
 35 自己効力感                   
 36 フレイル
 37 摂食嚥下機能                  
 38 栄 養                     
 39 自律神経                    
 40 末梢循環                    
 41 足部(フットケア)               
 42 切断肢(断端)                 
 43 義肢のチェックアウト             
 44 装具の適合判定                 
 45 車いすの作製と適合判定             
 46 排尿機能                    
 47 運動発達
 48 心理・社会発達                 
 49 平衡とバランス―小児

Ⅲ部 整形外科的検査
 1 Spurlingテスト                
 2 Jacksonテスト
 3 Adsonテスト                 
 4 棘上筋腱炎テスト               
 5 drop arm test               
 6 Yergasonテスト                 
 7 Allisテスト                   
 8 大腿神経伸展テスト               
 9 Lasègueテスト
 10 Thomasテスト                 
 11 Patrickテスト                 
 12 McMurrayテスト               
 13 引き出し徴候                
 14 膝関節内反ストレステスト            
 15 膝関節外反ストレステスト           
 16 足関節内反ストレステスト            
 17 足関節前方引き出しテスト            
 18 足関節外反ストレステスト

Ⅳ部 動作のみかた
 1 各動作の特徴―床上動作              
 2 各動作の特徴―座位               
 3 各動作の特徴―移乗              
 4 各動作の特徴―立ち上がり動作          
 5 各動作の特徴―立位              
 6 各動作の特徴─平地歩行             
 7 各動作の特徴―応用歩行            
 8 各動作の特徴―階段昇降
 
Ⅴ部 活動・参加の調査
 1 日常生活活動(基本的)             
 2 日常生活活動(手段的) 
 3 健康関連QOL                 
 4 参 加                     
 5 家族関係      
 6 要介護認定                   
 7 退院支援計画                  
 8 生活・運動習慣(行動変容) 
 9 住環境                     
 10 労働・職場環境(復職支援のための評価)    

Ⅵ部 画像評価・医学情報のみかた
 1 診療録のみかた         
 2 単純X線像(胸部)              
 3 単純X線像(四肢)               
 4 CT・MRI画像(脳)              
 5 血液・尿検査                  
 6 心電図                      
 7 呼吸機能検査                  
 8 超音波画像(運動器)

Ⅶ部 病態別にみた検査・測定項目
 1 脳血管障害
 2 パーキンソン病                  
 3 筋萎縮性側索硬化症                
 4 多発性硬化症/視神経脊髄炎              
 5 脊髄小脳変性症                  
 6 変形性股関節症(近位部骨折を含む)        
 7 変形性膝関節症                  
 8 頚髄損傷・脊髄損傷                
 9 切 断                    
 10 スポーツ外傷(靱帯損傷)           
 11 肩関節周囲炎
 12 腰痛症                    
 13 呼吸器疾患                  
 14 心疾患                   
 15 糖尿病                   
 16 熱 傷                     
 17 がん(化学療法・放射線療法中)         
 18 脳性麻痺
 19 広汎性発達障害(自閉スペクトラム症)               
 20 低出生体重児・ハイリスク児           
 21 認知症                     
 22 精神疾患(統合失調症・双極性障害)      

索 引