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ベテラン循環器医に捧ぐ!「え,知らなかった!」目からウロコが落ちる,明日の診療に役立つ小ネタ集

新刊

[R-40推奨]

循環器診療のちょっとイイ話Ⅱ 知らなかった!目からウロコの巻

カバー写真
  • 著:伊藤 浩(岡山大学名誉教授/川崎医科大学総合内科学3特任教授)
  • A5判・112頁
  • ISBN 978-4-8306-1975-5
  • 2026年2月4日発行
定価 2,750 円 (本体 2,500円 + 税10%)
あり
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内容

序文

主要目次

循環器診療の最前線は常に変化している.本書では,現場で働くベテラン医師に向けて,「目からウロコ」なトピックを厳選して紹介する.新しい疾患概念“鉄欠乏”や,高齢者の減薬の考え方と方法など,今すぐ知りたい知識が満載.1テーマをイラスト付き4頁でサクッと解説しているため,忙しい診療の合間に効率よく情報を得られる.新しい知識を得て,明日からの診療に役立つ1冊.
序文

 医学書は難しいと思っていませんか?新しい知識やコンセプトがサクッと読めてスッと頭に入るそんな医学書があったらいいな,という希望に応えたのが本書,『[R-40推奨]循環器診療のちょっとイイ話』です.1 つのテーマをわかりやすいイラスト付きで4ページの読み切り形式でまとめた全く新しいスタイルの医学的“読み物”です.本書は「知らなかった!目からウロコの巻」です.
 日常臨床は同じことの繰り返しが多く,知らない間にclinical inertia(診療の惰性)に陥ってしまいます.医学知識もなかなかアップデートできないのではないでしょうか.知ってるつもりでも,最新の話を改めて聞くと「え〜,今そうなってるの?知らなかった!」ということは誰にでもあります.例えば,次に示すいくつかのコンセプトはいかがでしょうか?(矢印の前は従来,後は最近の考え方)
 心不全患者の貧血は問題⇒「心不全では貧血よりも鉄欠乏が問題」
 心不全患者は血圧低下で乏尿⇒「心不全では主にうっ血が乏尿の原因」
 高齢者では多剤併用が当たり前⇒「高齢者こそ減薬が必要.そして,ちゃんとやり方がある」
 このような新しいコンセプトや知識は最新の英語論文や総説を読めば得られますが,多忙な臨床の中で,それを実践するのは困難です.今までのコンセプトを当然のことと信じて,疑問にも思っていなければ調べることもないでしょう.
 書名の先頭にある[R-40推奨]の真意は,臨床経験を積んだ40歳以上の医師という意味です.頼りがいのあるベテランの医師が,「勉強になった」「病気の見方が変わった」と思っていただけるような25 のテーマをセレクトしました.勿論,若い医師でも楽しく読んでいただけます.
 姉妹本である「今までの常識を疑え!の巻」ともにお読みいただければ幸いです.目からウロコの新しい知識に触れることで気づきを得て,明日からの診療をグレードアップしていただければ,私にとっても大きな喜びです.

伊藤 浩
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