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病理医必携!大好評の免疫組織化学,待望の最新版!

新刊

病理と臨床2026年(44巻)臨時増刊号

免疫組織化学2026

診断と治療選択の指針

  • 編集:大橋健一(東京科学大学教授)
  • 編集 牛久哲男(東京大学教授)
  • 編集 坂谷貴司(慈恵医科大学教授)
  • 編集 柴原純二(杏林大学教授)
  • 編集 関根茂樹(慶應大学教授)
  • 編集 南口早智子(藤田医科大学教授)
  • 編集 伊藤智雄(神戸大学教授)
  • 編集 畑中 豊(北海道大学特任准教授)
  • B5変型判・468頁・4色刷
  • 2026年4月3日発行
定価 13,200 円 (本体 12,000円 + 税10%)
あり
在庫
電子版販売サイト

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内容

序文

主要目次

腫瘍診断,組織型の確定のためにますます重要性を増している「免疫組織化学」.次々に開発される新規の抗体を的確に活用していくため,各臓器,疾患のエキスパートの執筆陣が,鑑別診断の進め方,診断のピットフォールなどについて,1,300点を超える図表とともに,わかりやすく解説!好評の“抗体index-拡充版-”もさらにアップデート.現場で役立つ,病理医必携の実践書!

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発刊にあたって

 病理診断はHE染色標本の顕微鏡観察を基礎とした形態学的解析が主体であることは言うまでもないことですが,診断補助という意味において免疫組織化学の役割,重要性は極めて高いものであり,腫瘍診断,組織型の確定のための比重はますます高くなっています.名だたる病理学の教科書やWHO Blue Books等においても疾患毎に免疫組織化学に関する情報がまとめられていますが,診断に有用とされる新しい抗体は毎月のように紹介,新規発売されており,自分の専門以外の領域についての最新情報をアップデートしていくのは大変だと感じられている先生方も多いと思われます.
 『病理と臨床』の臨時増刊号,“免疫組織化学”は好評を得てきた定番の臨時増刊号企画ですが,これまで数年ごとにアップデートしたものを出版してきました.新規に発売される抗体の多さ,分子標的薬など治療の進歩に伴うバイオマーカーの発展などにより,比較的短いサイクルでの改訂を求める声も多く聞かれ,今回ようやく6年ぶりのアップデートになりました.引き続き,病理診断の現場で役立つ実践的なハンドブックとして,病理診断室に常備されるものになっていると思います.おおまかな企画,構成はこれまでの“免疫組織化学”と同様であり,病理部運営に関する第1部,技術的側面に関する第2部,本書のメインとなる各臓器の主要疾患の病理診断の実際,鑑別診断などに関する第3部,非腫瘍性疾患,全身性疾患の診断に関する第4部,進歩が著しい分子標的薬,生物学的製剤などの治療選択に関係するバイオマーカーについての第5部,抗体index の第6部から構成されています.前回からは項目を一部更新し,執筆者もなるべく新しい先生にお願いするようにしています.第5部では時代の流れに合わせて,扱うバイオマーカーを変更しています.第6 部の抗体index は本書の特徴の一つにもなっていますが,病理診断の現場において,臓器・疾患からのアプローチと抗体からのアプローチが両方可能になっており,本書の有用性を高めていると思います.
 使用できる抗体の種類も増えて情報が増えるのは大変結構なことですが,難解症例の鑑別診断を進める際に,相反する結果の解釈に困り,迷宮に入ってしまうこともあるのではと危惧しています.HE標本における所見をきちんととることが重要であることはもちろんですが,本書では各臓器,疾患のエキスパートの先生により,どの抗体による染色結果が重要であるのかがわかるように,フローチャート,表等も活用し,鑑別診断の進め方,診断のピットフォールなどをわかりやすく解説いただいており,読者の先生方にとって実践的な解説書になっていると思います.本書は病理診断に関わる幅広い読者に役立つように企画されております.経験のある先生方にとってはご自身の専門外の最新情報のアップデートに,また,これから専門医資格を取得しようとしている専攻医にとっては試験対策にもふさわしいテキストになっていると思います.今回の改訂版においてもこれまでのものと同様に各病理診断室に置かれ,多くの先生の病理診断に役立つことを期待しております.

『病理と臨床』編集委員会
第1部 免疫組織化学のための病理部門運営
 1.病理部門における品質マネージメント
 2.日常の病理診断に役立つ抗体
 3.自動免疫染色装置
 4.抗体情報の収集-インターネットの利用
 5.免疫染色の精度管理
 6.免疫染色の保険点数
第2部 免疫組織化学技術の発展
 1.免疫染色の基礎:抗原賦活法,増感法,ラビット抗体
 2.細胞診の免疫染色
 3.迅速免疫組織化学R-IHC装置ラピート
 4.多重染色
 5.定量的計測法
 6.ISH(in situ hybridization)
第3部 腫瘍の鑑別に用いられる抗体(各臓器別)
 1.顎口腔領域
 2.鼻咽頭領域
 3.唾液腺
 4.食道
 5.胃
 6.大腸
 7.肝・胆
 8.膵
 9.肺
 10.胸腺
 11.中皮腫
 12.腎
 13.膀胱・前立腺
 14.精巣
 15.女性生殖器
  a.子宮
  b.卵巣
 16.乳腺
 17.内分泌
  a.下垂体
  b.甲状腺,副甲状腺
  c.副腎
  d.神経内分泌
 18.リンパ節
 19.骨髄
 20.皮膚
 21.骨
 22.軟部
 23.脳
 24.心臓・血管
 25.小児
 26.原発不明がん
第4部 非腫瘍性・全身性疾患への応用
 1.真菌症における免疫組織化学およびin situ hybridization法の位置付け
 2.感染症-ウイルス
 3.糸球体腎炎
 4.臓器移植
 5.GVHD
 6.IgG4関連疾患
 7.神経変性疾患
 8.アミロイドーシス
第5部 免疫組織化学の治療への展開
 1.治療選択のための分子病理学的検査
 2.乳癌
 3.肺癌
 4.胃癌
 5.大腸癌
 6.子宮体癌
 7.固形腫瘍・分子標的治療関連
 8.固形腫瘍・がん免疫療法関連
 9.造血器腫瘍
第6部 抗体index-拡充版-

索引