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受験者必携!視能訓練士国家試験完全対応の問題集!!

視能訓練士セルフアセスメント第6版追補版

第44回視能訓練士国家試験問題・解説(電子版のみ)

カバー写真
  • 編集:丸尾敏夫(帝京大学名誉教授)
  • 編集 久保田伸枝(帝京大学名誉教授)
  • B5判・80頁・4色刷
  • ISBN 978-4-8306-5543-2
  • 2014年7月8日発行
定価 1,650 円 (本体 1,500円 + 税10%)
なし
在庫
電子版販売サイト

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内容

序文

主要目次

平成26年第44回の客観式問題を網羅.写真問題も出題通りにカラーで掲載.全問題を平成25年からの新出題基準に準じて分類.各問題ごとに充実した解説付き.「視能学第2版」の参照頁入り.
序文

 第44回視能訓練士国家試験は,昨年の国家試験に比べて合格率が高かった.これは,問題の難易度の程度もさることながら,昨年の合格率が全国平均73.5%と低かったため今回の受験生が頑張った結果と言えよう.問題の質は,実習を真面目に受けていないと解きにくかったり,思考力を問う良問がある一方で,容易すぎて落とし穴があるのではないかと不安になりそうだったり,公表された正答が従来の眼科学の常識とは異なり首をかしげるような悪問もありさまざまである.
 このような問題のばらつきは,受験者だけでなく指導者にとっても戸惑いを隠せない.国家試験委員は問題作成にあたり全体のバランスも配慮して真摯な姿勢で取り組んで頂きたいと切にお願いする.
 昨年の追補版の序文でも指摘したが,今回も不適切な用語が,9問10か所にみられた.私どもの経験では,委員長副委員長校閲会議で問題の最終決定がされる.
 一般用語は,免許室の事務官・技官が訂正してくれるが,眼科用語は眼科医でないと分からない.正式な用語で学習してくる受験生が困惑する用語の使用は避けてもらいたいものである.
 本書の利用に当たっては,「視能学第2版」と「視能訓練士セルフアセスメント第6版」とを併用していただきたい.
 なお,問題の整理には田中絵理助手の協力を得たことを付記する.

平成26年6月
丸尾敏夫
久保田伸枝
I.基礎医学大要
 1.人体の構造と機能及び心身の発達・加齢
 2.疾病と障害の成り立ち及び回復過程の促進
 3.視覚機能の基礎と検査機器
  A.眼の解剖と生理・病理・免疫・遺伝
  B.生体と検査機器
 4.保健医療福祉と視能障害のリハビリテーションの理念
II.基礎視能矯正学
 1.視能矯正の枠組み
 2.両眼視機能と眼球運動
  A.外眼筋の作用と眼球運動
  B.輻湊・開散・AC/A比
  C.両眼視
 3.視覚生理学の基礎
  A.形態覚
  B.視野
  C.色覚・光覚
  D.眼の電気生理
 3.生理光学
  A.眼球光学
  B.屈折・調節の異常
  C.屈折・調節の検査
  D.屈折・調節の矯正
  E.屈折・調節の計算
III.視能検査学
 1.眼科検査学
 2.眼科薬理学
IV.視能障害学
 1.眼疾病学
  A.眼瞼・顔面・涙器
  B.結膜・角膜・強膜
  C.水晶体・緑内障
  D.ぶどう膜
  E.網膜・硝子体
  F.視神経・視路
  G.瞳孔
  H.眼振
  I.心因性視覚障害
  J.全身疾患と眼
  K.症候・組合せ・症状
  L.外傷
V.視能訓練学
 1.斜視
  A.斜視検査
  B.斜視治療
   a.斜視の光学的治療
   b.斜視手術
  C.各型
   a.内斜視
   b.外斜視
   c.その他の斜視
   d.眼性頭位異常・麻痺性斜視
   e.斜視特殊型
 2.弱視
 3.ロービジョン
 4.臨床心理
 5.視能訓練
  A.弱視訓練
  B.斜視訓練