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心エコーを学ぶ者が一度は見ておくべき画像を集めました!正常例から代表的な病態・疾患,術後のエコーまで収載!

新刊

典型画像を見て学ぶ

心エコー図鑑

  • 編集:大門雅夫(東京大学医学部附属病院検査部講師・循環器内科)
  • AB判・160頁・4色刷
  • ISBN 978-4-8306-3766-7
  • 2022年5月17日発行
定価 6,050 円 (本体 5,500円 + 税10%)
あり
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※電子版の購入方法は,各販売サイトにてご確認ください.

正誤表

内容

序文

主要目次

心エコーを学ぶ際に,一度は見ておくべき典型画像がこの一冊に!正常編,疾患編,術後編の三部構成で,代表的な病態の心エコー図を多数収載.画像のほかに病態の理解の助けとなるイラストや表も掲載!「図鑑」のように画像やイラストをメインとして,視覚的に学べる一冊.

序文

 皆様が子供の頃,図鑑でまだ見ぬ動物や昆虫,植物を見てワクワクした思い出はありませんか? 図鑑を開いてまず目に飛び込んで来たのは,色とりどりのきれいな図や写真だったと思います.そして,図鑑を見ることは,いつもさまざまな分野における大切な学びの場でした.
 今回,心エコーを学ぼうとする皆様にも,そのような学びの場を提供したいと本書を企画しました.心エコーの教科書を参照するときに,真っ先に探すところはどこでしょうか? やはりそれぞれの病態(あるいは正常像)に特徴的あるいは典型的な心エコー画像だと思います.そして,教科書で見た印象的な画像は,その後のキャリアの中で心エコー診断の基準となっていくものです.
 本書では,全体を正常編,疾患編,術後編と三部構成に分け,典型的な画像を覚えてもらいたい項目を列挙いたしました.そして,心エコー図のエキスパートとして信頼できる先生方を選任し,それぞれの項目を学ぶうえで一度は見ておくべき典型画像のピックアップと解説をお願いしました.各項目の冒頭にはそれぞれの疾患の概略の解説とともに,心エコー評価を行ううえで知っておくべきポイントがまとめてあります.また,心エコー画像以外にも,病態の理解に必要なシェーマや画像,表などが適宜追加してあります.これらの画像と解説は,本書にご協力いただいたエキスパートの先生方の積み重ねた経験とスキルに基づくものです.読者の皆様には是非本書を手にとっていただき,エキスパートの先生方の経験とスキルを共有していただければと思います.きっと,この本を通して心に焼き付けた画像と知識は,今後,皆様の的確な心エコー診断の大きな力となることでしょう.
 最後に,皆様には是非忘れないでいただきたいことがあります.それは,この本に収められた画像の多くは,病気に苦しむ患者さんによって提供されたということです.医療に携わる私達が,患者さんのために学び,働くことは当たり前です.一方で,私達もまた,患者さんによって学ばせていただき,成長していくことができるのです.私達はこのことを心に留め,常に感謝の気持ちを持ち続けたいものです.そして,患者さんを通して学ばせていただいたことを,よりよい医療として還元することこそが,患者さんへの恩返しになります.読者の皆様に,本書で身につけた知識を明日からの的確な心エコー診断へと活かしていただければ,執筆者・編集者一同の大きな喜びです.

大門 雅夫

Part Ⅰ 正常編
  01 正常断層像(経胸壁心エコー図)
  02 正常Mモード像
  03 正常パルスドプラ波形
  04 正常組織ドプラ波形
  05 正常ストレイン画像
  06 正常断層像(経食道心エコー図)
  07 正常3次元経食道心エコー図(僧帽弁・大動脈弁・三尖弁)
  08 異常と間違えやすい正常構造物と遺残物
  09 知っておくべきアーチファクト
  10 左室拡張能指標
  11 左心耳機能と血流パターン

Part Ⅱ 疾患編
 A.弁膜症
  01 僧帽弁狭窄
  02 一次性僧帽弁逆流
  03 二次性僧帽弁逆流
  04 大動脈弁狭窄
  05 大動脈弁逆流
  06 三尖弁逆流
  07 感染性心内膜炎
  08 大動脈二尖弁・一尖弁
  09 大動脈四尖弁
  10 Libman-Sacks心内膜炎
  11 がんに伴う非細菌性血栓性心内膜炎
  12 PISA法の限界
 B.冠動脈疾患
  01 急性心筋梗塞
  02 急性心筋梗塞に伴う機械的合併症
  03 陳旧性心筋梗塞
 C.特発性心筋症
  01 拡張型心筋症
  02 肥大型心筋症
  03 肥大型心筋症の合併症
  04 肥大型心筋症─PTSMA術中・術後
  05 拘束型心筋症
  06 不整脈原性右室心筋症
  07 ミトコンドリア心筋症
  08 たこつぼ心筋症
  09 急性心筋炎
  10 心内膜線維弾性症
  11 左室緻密化障害
 D.二次性心筋症
  01 高血圧
  02 心サルコイドーシス
  03 心アミロイドーシス
  04 Fabry病
  05 脚気心
  06 甲状腺機能亢進症
  07 甲状腺機能低下症
  08 抗がん剤による心筋障害
  09 周産期心筋症
  10 筋ジストロフィーに伴う心筋症
 E.心膜疾患
  01 心嚢液貯留・心タンポナーデ
  02 急性心膜炎
  03 心膜欠損
  04 収縮性心膜炎
 F.先天性心疾患
  01 心房中隔欠損
  02 心室中隔欠損
  03 動脈管開存
  04 房室中隔欠損
  05 Ebstein病
  06 Fallot四徴症
  07 部分肺静脈還流異常
  08 完全大血管転位
  09 修正大血管転位
  10 右室二腔症
  11 肺動脈弁狭窄(弁下・弁・弁上)
  12 卵円孔開存
  13 心房中隔瘤
  14 Eisenmenger症候群
  15 三心房心
 G.心臓腫瘍など
  01 原発性良性心臓腫瘍
  02 原発性悪性心臓腫瘍
  03 転移性心臓腫瘍
  04 Calcified amorphous tumor(CAT)
  05 血栓症
 H.大動脈疾患
  01 大動脈瘤
  02 大動脈解離
  03 血管炎など
 I.肺高血圧
  01 慢性肺血栓塞栓・肺動脈性肺高血圧
  02 急性肺血栓塞栓

Part Ⅲ 術後編
 A.心臓手術後
  01 人工弁機能不全
  02 TAVI術後
  03 弁形成術後の合併症
  04 MitraClip術後
  05 Fallot四徴症術後
  06 Fontan術後
  07 完全大血管転位と手術法
  08 心房位血流転換術後(Senning・Mustard術)
  09 Jatene術後
  10 Rastelli術後
  11 心房中隔欠損デバイス閉鎖術後
  12 経カテーテル的左心耳閉鎖術後4
 B.補助循環
  01 左室補助人工心臓(LVAD)植込み後
  02 IMPELLA留置後

索引