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骨・関節系理学療法に熟達するための最適の実践書!

骨・関節系理学療法クイックリファレンス第2版

カバー写真
  • 編集:岡西哲夫(藤田保健衛生大学教授)
  • 編集 岡田 誠(藤田保健衛生大学准教授)
  • 編集 板場英行(高知医療学院学院長)
  • 四六倍判・464頁・2色刷
  • ISBN 978-4-8306-4382-8
  • 2010年4月28日発行
定価 7,700 円 (本体 7,000円 + 税10%)
あり
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内容

主要目次

高齢者人口の増加に伴い,増え続ける骨・関節疾患に迅速・適切に対応するための好評クイックリファレンスの最新版.第一線で活躍するベテラン執筆陣が,熟練した治療技術の実際を,多数のイラストと図表を駆使してわかりやすく解説.理学療法技術に熟達するために必要な知識(根拠)と臨床に役立つ考え方もふんだんに盛り込まれており,日常臨床の疑問に答える内容.最近話題の理学療法手技もまとめて解説されており,骨・関節系理学療法に熟達するための最適の実践書.
今回の第2版では,「熟練した理学療法」を構築していくための知識,技術の伝授という初版以来のコンセプトに加えて,「熟練した理学療法」の根幹をなす基本的スキルのレベルアップにも重点をおいた.そのための板場英行氏に「運動機能障害に対する理学療法の方向性」を提言していただき,理学療法の根源ともいうべき「腰痛の評価と治療」をその具体例として,理学療法士のいわゆる臨床力としての知識,診かた,考え方,臨床推論などの基本的スキルを教授していただいた.また最近の理学療法手技として小牧順道氏に「筋・筋膜を含めた結合組織に対する治療の展開」を教授していただいた.
☆図版51点,表組1点,写真3点
第1章 骨・関節系理学療法実践のとらえかた
  1.PTは何を評価し,何を治療するのか?─どうしたら効果的な治療が行えるか?─
  2.運動機能障害に対する理学療法の方向性─21世紀型治療の実践を目指して─
  3.腰椎機能障害の評価と治療のありかた
第2章 機能障害(拘縮)の評価と治療技術
  1.肩関節拘縮
  2.肘関節拘縮
  3.股関節拘縮
  4.膝関節拘縮
  5.足関節・足部拘縮,変形
  6.脊椎の機能障害
  7.下肢筋力低下と姿勢・歩行との関連
第3章 疾患別の評価と治療技術
 I.骨折(上肢・下肢)
  1.上腕骨近位端骨折
  2.上腕骨顆上骨折
  3.橈骨遠位端骨折
  4.複合性局所疼痛症候群(CRPS)
  5.大腿骨頸部骨折─転倒予防─
  6.大腿骨骨幹部骨折
  7.大腿骨果部,果上骨折
  8.膝蓋骨骨折
  9.下腿骨骨折─保存療法(PTB装具療法)と手術療法─
  10.足関節部の骨折と脱臼
  11.踵骨骨折
 II.身体部位別(肩甲上腕,体幹,下肢)
  1.肩関節周囲炎
  2.肩腱板損傷
  3.反復性肩関節脱臼
  4.頸椎捻挫
  5.頸椎後縦靱帯骨化(症)
  6.椎間板症・椎間板ヘルニア
  7.腰部脊柱菅狭窄(症)
  8.側彎症
  9.変形性股関節症
  10.変形性膝関節症
  11.膝靱帯損傷
  12.半月板損傷
  13.習慣性膝蓋骨脱臼
  14.アキレス腱損傷
 III.全身性疾患
  1.関節リウマチ
  2.骨粗鬆症
 IV.その他の疾患と理学療法
  1.骨軟部腫瘍の下肢温存手術後の理学療法
  2.末梢循環障害の理学療法
  3.末梢神経麻痺の理学療法(バイオフィードバック療法)
第4章 最近の理学療法手技
  1.痛みに対する理学療法
  2.固有受容器を利用した運動療法
  3.認知運動療法
  4.整形外科疾患の臨床動作分析と治療技術
  5.OKCとCKCにおける運動療法
  6.筋・筋膜を含めた結合組織に対する治療の展開
索引