- A4判・318頁・4色刷
- ISBN 978-4-8306-4345-3
- 2008年5月発行
触診アトラスの決定版!臨床への視点を踏まえた触診の究極的カラーアトラスが堂々登場!!
触診機能解剖カラーアトラス 下
筋・血管・神経
内容
主要目次
本書では,上・下巻の2冊に分けて,体表から触診可能な「骨/関節」「靱帯」「筋」「血管」「神経」について,構造学的な解説ならびに実際の触診の方法を図解.豊富な写真・図を駆使しながら各触診部位についてわかりやすい解説とともに,「クリニカルビューポイント」として各触診部位が臨床的に持つ意味も加筆してある.本書をしっかり読めば,臨床場面や教育場面における触診技術の向上と治療につながる.
☆図版112点,表組10点,写真829点
【本書の構成】
(上巻)
第1章 総論─触診とは─
第2章 身体の面と軸
第3章 骨・関節の触診
第4章 靱帯の触診
(下巻)
第5章 筋の触診
第6章 血管の触診
第7章 神経の触診
第5章 筋の触診
[1]基本事項
骨格筋の機能と形状
骨格筋の微細構造
1 筋束
2 筋線維(筋細胞)
3 筋原線維
4 細胞外マトリックス
筋腱移動部
骨格筋の筋収縮機序
1 興奮収縮連関
2 ミオシンとアクチンの相互作用とアセチルコリンの影響
3 収縮に伴う横紋の変化
骨格筋の神経と血管
1 運動線維
2 感覚線維
3 骨格筋の血管
筋線維の種類
1 筋線維の3分類
2 サイズの原理
3 筋線維組成
4 トレーニングによる影響
5 加齢による影響
筋収縮様式
1 静止性,求心性,遠心性
2 等尺性,等張性
3 緊張性(持続性),相動性
筋の動き
1 動筋agonist
2 拮抗筋antagonist
3 固定筋fixator(安定筋atabilizer)
4 共同筋synergist
5 弛緩relaxation
6 逆作用reversed action
7 習慣的機能の逆転reverse of customary function
8 腱の副作用tenodesis action
[2]触診の実際
体幹
1 頭部と顔面周囲の筋(肢位:座位・背臥位)
2 頸部の筋(肢位:座位・背臥位・腹臥位)
3 舌骨上部と下部の筋(肢位:座位・背臥位)
4 背部の深部の筋(肢位:座位・腹臥位)
5 後部下筋(肢位:座位・腹臥位・背臥位)
6 腹部の筋(肢位:背臥位)
上肢
7 脊柱と上肢をつなぐ筋(肢位:腹臥位・座位)
8 胸の前壁および後壁と上肢を連結する筋(肢位:背臥位)
9 肩の筋(肢位:座位・腹臥位・背臥位)
10 上腕の筋(肢位:座位・背臥位)
11 前腕背側浅層の筋(肢位:座位)
12 前腕背側深層の筋(肢位:座位)
13 前腕腹側浅層の筋(肢位:座位)
14 前腕腹側深層の筋(肢位:座位)
15 母指球筋(肢位:座位)
16 小指球筋(肢位:座位)
17 中手筋(肢位:座位)
下肢
18 腸骨部と大腿前部の筋(肢位:背臥位)
19 大腿内側部の筋(肢位:背臥位)
20 殿部の筋(肢位:腹臥位・側臥位・背臥位)
21 大腿後部の筋(肢位:腹臥位)
22 下腿前部の筋(肢位:背臥位)
23 下腿後部浅層の筋(肢位:腹臥位)
24 下腿後部深層の筋(肢位:腹臥位)
25 下腿外側の筋(肢位:背臥位・側臥位)
26 足背の筋(肢位:背臥位)
27 足底の筋(肢位:背臥位)
第6章 血管の触診
[1]基本事項
循環
1 体循環
2 肺循環
3 運動と酸素輸送
4 運動による心臓循環系の変化
[2]触診の実際
上肢
下肢
第7章 神経の触診
[1]基本事項
神経
1 中枢神経系
2 末梢神経系
3 体性神経系
4 自律神経系(臓性神経系)
脊髄反射機構
1 筋紡錘と腱紡錘(ゴルジ腱器官)
2 反射回路(受容器から効果器官までのニューロン連鎖)
3 α-γ連関
[2]触診の実際
上肢
下肢
参考文献
索引(上下巻共通)