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大腸癌の病理診断のスタンダードをめざした腫瘍病理鑑別診断アトラス!

腫瘍病理鑑別診断アトラス  

大腸癌

カバー写真
  • 編集:八尾隆史(順天堂大学教授)
  •     藤盛孝博(獨協医科大学教授)
  • 監修:腫瘍病理鑑別診断アトラス刊行委員会
  • B5変型判・306頁・4色刷
  • ISBN 978-4-8306-2234-2
  • 2011年11月発行
定価 16,200 円 (本体 15,000円 + 税)
あり
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内容

主要目次

大腸癌の病理診断は,内視鏡治療や遺伝子解析の診断への実用化で,質的変化を迫られている.また,治療ガイドラインや取扱い規約の国際化への試みは病理医も無関心ではいられない.日常的には早期大腸癌の病理診断精度と追加治療の選択は患者のQOL向上には欠かせないテーマであり,潰瘍性大腸炎をはじめとするIBD cancer/ dysplasiaの診断と治療選択における病理診断の重要性は言うまでもない.
本書は,この多様な,大腸癌とその類似病変の病理鑑別診断を,臨床家にも役に立つよう,わかりやすく解説したアトラスである.

第1部 検鏡前の確認事項
 Ⅰ.大腸癌取扱い規約のコンセプト:国際分類との相違を含めて
 II.切除標本の取扱い方
 III.肉眼診断
第2部 組織型と診断の実際
 Ⅰ.良性上皮性腫瘍
  1.管状腺腫・管状絨毛腺腫・絨毛腺腫
  2.鋸歯状腺腫
 II.悪性上皮性腫瘍
  1.腺癌
   1.乳頭線癌・管状腺癌
   2.低分化腺癌
   3.粘液癌
   4.印環細胞癌
  2.腺癌以外
   1.腺扁平上皮癌・扁平上皮癌
   2.絨毛癌
   3.AFP産生腺癌
   4.癌肉腫
   5.未分化癌
 III.カルチノイド腫瘍と内分泌細胞癌
 IV.非上皮性腫瘍(間葉系腫瘍)
 Ⅴ.悪性リンパ腫と類似病変
 VI.腫瘍関連病変
 VII.ポリポーシス
  1.家族性大腸腺腫症
  2.遺伝性非ポリポーシス大腸癌の臨床病理-孤発性MSI陽性大腸癌との比較
  3.FAP/HNPCCを除く腫瘍類似病変に関するポリポーシス
 VIII.IBD dysplasia/cancer
 IX.虫垂腫瘍
 Ⅹ.肛門管腫瘍
 XI.転移性腫瘍
第3部 鑑別ポイント
 Ⅰ.生検診断の難しい検体の判定
 II.desmoplastic reactionの診断意義
 III.内視鏡切除検体の組織診断
第4部 臨床との連携
 Ⅰ.早期病変における内視鏡診断と病理診断の接点
 II.腹腔細胞診の判定と臨床的意義
 III.薬物や放射線療法後の病理組織判定のポイント
 IV.大腸癌の疫学―剖検輯報から―
 Ⅴ.本邦における臨床的な事項の把握
  1.家族性大腸腺腫症
  2.遺伝性非ポリポーシス大腸癌
  3.IBD cancer
  4.大腸癌治癒切除症例におけるサーベイランス
  5.大腸多重がんの臨床
 VI.大腸癌治療ガイドラインの概要
 VII.病理診断報告書に必要な記載
索引