
- B5判・92頁・4色刷
- ISBN 978-4-8306-1345-6
- 2003年5月15日発行
定価 1,320 円 (本体 1,200円 + 税10%)
なし
在庫近年の分子生物学の進歩により,現在では数多くの遺伝子異常による糖尿病症例が同定されている.本書は,日本糖尿病学会の「遺伝子異常による糖尿病」調査研究委員会が総力をあげて編集したガイドブック.一般の臨床医向けに,カラーのイラストを多数用いて,遺伝子異常による糖尿病をたいへんわかりやすく解説.初版発行後の多くの新知見を盛り込んだ改訂版.
はじめに
総説
1 遺伝子異常による疾患
単遺伝子異常と多遺伝子異常
2 家族歴と家系図の取り方
3 遺伝子異常検索の方法
4 遺伝子検索に付随する倫理的な問題
インフォームド・コンセントと遺伝カウンセリング
A インフォームド・コンセントについて
B 遺伝カウンセリング
各論
1 インスリン遺伝子異常
2 インスリン受容体遺伝子異常
3 グルコキナーゼ遺伝子異常
4 ミトコンドリアDNA変異
5 転写因子遺伝子異常
6 アミリン遺伝子異常
7 ウオルフラム症候群
8 肥満関連遺伝子(1)?脂肪,エネルギー代謝に関係する遺伝子?
9 肥満関連遺伝子(2)?食欲調節に関係する遺伝子?
10 2型糖尿病領域における全ゲノム解析の現況
11 1型糖尿病疾患感受性遺伝子
索引