TOPページへ

公認心理師国家試験の[要点解説]+[必修用語].この一冊で2つの試験対策!出題分野別・国家試験対策のスタンダード!

第1回公認心理師国家試験 要点解説と必修用語

カバー写真
  • 編集:大石幸二(立教大学現代心理学部教授)
  • B5判・198頁
  • ISBN 978-4-8306-3625-7
  • 2019年3月発行
定価 1,980 円 (本体 1,800円 + 税)
あり
在庫
正誤表

内容

序文

主要目次

第1回公認心理師国家試験問題の解説と,知っておきたい必修用語225語を掲載.設問はブループリントに沿って出題分野別に再配列され,解答の根拠が示されているため,得意・不得意の把握がしやすく,理解も深まりやすい.また,問題解説,用語解説集それぞれに対応するページや問題番号が示されているため,どちらからでも勉強をスタートできる.付録としてブループリント,公認心理師法の全文を掲載.公認心理師受験対策の必携本.

はじめに

 31年にわたり続いた「平成」はまもなく終わりを迎える.2018年は「公認心理師」制度が本格的にスタートした記念すべき年となった.第2 回公認心理師国家試験が行われる2019年8月には新元号となっている.第1回公認心理師国家試験において27,876名が合格を勝ち取り,この中には新たな舞台で活躍することになる人材も含まれている.ここに至るまでに長い時間と関係者の努力があった.まずその取り組みに敬意を表したい.しかし,公認心理師が有為な専門職として社会に認知され,その役割が評価されるかどうかは,公認心理師の名称を用いて活動する心理専門職の今後の働きにかかっている.本書を手にされる方の多くは,これから公認心理師国家試験を受験しようと考えている現職者や大学院生などであろう.我が国の心の健康に関わる重要な職責を担うことになるという意識を持って,国家試験の受験対策にあたっていただければ幸甚である.
 本書は公認心理師として理解しておくことが必要だと考えられる重要語を拾い出すことから作業を開始した.当初は相当数にのぼった重要語を,最終的に225語にまで精選した.つまり,検討の過程で本書に採録されている用語集から外された重要語があるということである.故に本書の用語解説集は,第1回国家試験とは独立に作成された.そのため,第2回国家試験以降に役立てることができるものと思われる.なお,第1回国家試験の設問と関連すると考えられる重要語については,参照頁を掲載するようにした.よって,用語集を先んじて勉強することも,あるいは過去問を見ていく際に参照することも,可能である.
 次に,問題解説についてであるが,分担執筆者はこの解説作成に頭を悩ませた.にわかに正答だと判断できる決定的な根拠が見出しにくかったり,あるいは正答だと考えられる解答の選択肢が複数あるというケースがみられたからである.本書の分担執筆者は,障害児心理学,コミュニティ心理学,幼児教
育学,福祉心理学,乳幼児心理学,認知心理学,EAP,高齢者心理学,認知行動療法,身体心理学,行動分析学,発達心理学,特別支援教育,障害者心理学,社会心理学とその近接領域を専門とする陣容である.厚生労働省から正答例が提示されるまでは,正直なところ,私たち自身の答案に自信が持てないところもあった.つまり「判断に迷う選択肢の書きぶりがある」ということである.俗に言う“引っ掛け問題”というわけではないが,消去法によって選択肢の中から最適なものを選ぶという解答法が求められる設問が,これからの試験でも出題されるものと予想される.
 最後に,本書の活用法について,一言言及しておきたい.先述したように用語解説集から先にご覧いただいても,問題解説の方から見ていただいてもどちらを先行していただいても差し支えない.問題解説については,正答ばかりでなく,誤答に関する解説の確認が第2回公認心理師国家試験には役立つと
思われる.用語集の方は,その説明(約100字)の中に登場する語句について追加的に調べることが役に立つであろう.本書を活用し国家試験に挑戦する皆さんが合格を勝ち得て,共に第一線の現場で連携・協働できることを楽しみにしたい.

2019年3月
立教大学現代心理学部
執筆者を代表して 大石幸二

問題解説
1 公認心理師としての職責の自覚
2 問題解決能力と生涯学習
3 多職種連携・地域連携
4 心理学・臨床心理学の全体像
5 心理学における研究
6 心理学に関する実験
7 知覚及び認知
8 学習及び言語
9 感情及び人格
10 脳・神経の働き
11 社会及び集団に関する心理学
12 発達
13 障害者(児)の心理学
14 心理状態の観察及び結果の分析
15 心理に関する支援(相談,助言,指導その他の援助)
16 健康・医療に関する心理学
17 福祉に関する心理学
18 教育に関する心理学
19 司法・犯罪に関する心理学
20 産業・組織に関する心理学
21 人体の構造と機能及び疾病
22 精神疾患とその治療
23 公認心理師に関係する制度
24 事例問題
用語解説
1 公認心理師の職責
2 関係行政論
3 精神医学を含む医学
4 心理的アセスメントと支援
5 基礎心理学
●凡例
●ブループリント(公認心理師試験設計表)
●公認心理師法