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出題分野別による,新しい国家試験対策のスタンダード!これだけやれば大丈夫!(2019年3月実施/第42回救急救命士国家試験出題問題対応!!)

新刊

必修 救急救命士国家試験対策問題集2020

これだけやれば大丈夫!

カバー写真
  • 編著:田中秀治(国士舘大学大学院救急システム研究科教授)
  • B5判・544頁
  • ISBN 978-4-8306-3970-8
  • 2019年8月発行
定価 5,500 円 (本体 5,000円 + 税)
あり
在庫

内容

序文

主要目次

●本書では過去5年分の国家試験を毎年時間をかけて整理し問題の解説を行っている.昨年よりさらに詳細に加筆し,内容がアップデートされている.
●年々厳格化されることが予測される国家試験を乗り切るだけでなく,より深く病態を理解する真の医療人を目指す全ての学生・研修生に推薦したい一冊.
●2019年版の特長
 ・救急救命士国家試験問題の過去5年分(第38~42回)の問題とその解説
 ・救急救命士国家試験出題基準の掲載順に準じての問題分類(ジャンル別学習)
 ・A・B・C・D問題別の掲載(一般問題,必修問題,症例問題別学習)
 ・参照を【第9版】救急救命士標準テキストにアップデート

はじめに

 救急救命士法が制定され30年が経過した.我が国の救急救命士は本来,消防組織の活動のなかで活躍することを期待されてきたが,近年では,その職域は消防機関にとどまらず,警察・自衛隊・海上保安庁,さらに医療機関や高齢者施設までに拡大され,多様性をみせてきている.
 それに応じて,救急救命士の処置範囲も検討されるようになってきた.現在は特定行為は日本救急医療財団委員会での委員会への申請ならびに,審議を基本に行われることになり,今後,救急救命士の治療対象は外傷,心疾患,脳卒中,外傷傷病者まで拡大する可能性がある.
 これは救急救命士本来の処置の対象である重度傷病者の救命に近づいていくことになってきている.これまで“病院前救護”といわれていたプレホスピタルケアはすでに“病院前救急医療”という名称に改定され,ドクターカーやドクターヘリの医師と看護師と救急救命士の多職種の連携が必須になってきている.それゆえ救急救命士が学ぶべき病態や鑑別能力はさらに広がり,これまで以上の深い医学的知識と配慮が求められてきている.
 第42回国家試験問題では「ブループリント(救急救命士国家試験設計表)」(本書巻末「ブループリントとは」参照)と「救急救命士国家試験出題基準」が提示され4年目となり,その設計図通りの問題構成,出題がなされるようになってきた.しかし問題の選択肢のなかには,より現場の活動内容を経験しなければ解けない内容が増え,これらの問題をクリアするためには,平素からより現場よりの臨地実習,スキルトレーニングを繰り返すことが重要になってきている.単に教科書の上での知識,試験問題の正誤のみを理解するのではなく,問題の本質を見抜き,病態を理解し,その先の知識を成書に求める姿勢が必要である.
 また国家試験問題も従来の詰め込み型の知識と解答を得る方向から問題想起型の出題傾向へとシフトしている.しかしこれは,前述した現場での傷病者の病態を推し諮り,病態を理解した上での医療活動ができる救急救命士が必要とされている証左でもある.
 本書では毎年国家試験終了後から4ヵ月以上の時間をかけて問題を整理し,新たに最新の国家試験出題傾向からの視点での問題の解説を行っている.過去の内容をすべて現在の視点でアップデートし加筆し最新の内容を記載したつもりである.
 本書が将来,国を支える救急救命士となるための,また国家試験を突破するための一助となることを切に希望する.

2019年7月吉日
国士舘大学大学院救急システム研究科教授 田中秀治

A問題
[専門基礎分野]
I 人体の構造と機能
 体表からみる人体の構造
 人体の構成と生命の維持
 神経系
 感覚系
 呼吸系
 循環系
 消化系
 泌尿系
 内分泌系
 血液・免疫系
 筋・骨格系
 皮膚系
II 疾患の成り立ちと回復の過程
 疾患
 臓器と組織の変化
 感染
 死
III 健康と社会保障
 保健医療制度の仕組みと現状
 社会保障と社会福祉を支える仕組み
[専門分野]
Ⅰ 救急医学概論
 救急救命士の役割と責任
 生命倫理と医の倫理
 救急医療体制
 救命の連鎖と市民教育
 メディカルコントロール体制
 救急救命士に関連する法令
 消防機関における救急活動の流れ
 コミュニケーションと問診
 安全管理と事故対応
 感染対策
 ストレス対策
 災害医療体制
 全身状態の観察
 局所の観察
 緊急度・重症度の判断
 資器材による観察
 救急救命士が行う処置
 救急蘇生法
 在宅療法継続中の傷病者の処置
 傷病者搬送
 医薬品
 放射線
II 救急症候・病態生理学
 呼吸不全
 ショック
 心不全
 重症脳障害
 心肺停止
 意識障害
 頭痛
 胸痛
 腹痛
 腰痛・背部痛
 失神
 痙攣
 運動麻痺
 しびれ
 めまい
 視覚障害
 呼吸困難
 動悸
 嘔吐
 喀血
 吐血・下血
 尿異常
 鼻出血
 体温上昇
III 疾病救急医学
 神経系疾患
 呼吸系疾患
 循環系疾患
 消化系疾患
 泌尿・生殖系疾患
 内分泌・代謝・栄養系疾患
 血液・免疫系疾患
 筋・骨格系疾患
 皮膚疾患
 眼・耳・鼻の疾患
 感染症
 小児と救急疾患
 高齢者と救急疾患
 妊娠・分娩と救急疾患
 精神障害
IV 外傷救急医学
 外傷総論
 外傷の病態生理
 現場活動
 頭部外傷
 顔面・頸部外傷
 脊椎・脊髄外傷
 胸部外傷
 腹部外傷
 骨盤外傷
 四肢外傷
 皮膚・軟部組織外傷
 小児・高齢者・妊婦の外傷
 スポーツ外傷
 熱傷
 化学損傷
 縊頸・絞頸
 刺咬症(傷)
 外傷に関連する特殊感染症
V 環境障害・急性中毒学
 中毒総論
 中毒各論
 異物
 溺水
 熱中症
 偶発性低体温症
 放射線障害
 その他の外因性疾患
B問題
[必修]
I 人体の構造と機能
II 疾患の成り立ちと回復の過程
III 健康と社会保障
IV 救急医学概論
V 救急症候・病態生理学
VI 疾病救急医学
VII 外傷救急医学
VIII 環境障害・急性中毒学
C問題
[必修]
IV 救急医学概論
V 救急症候・病態生理学
VI 疾病救急医学
VII 外傷救急医学
VIII 環境障害・急性中毒学
D問題
[専門分野]
I 救急医学概論
 生命倫理と医の倫理
 消防機関における救急活動の流れ
 コミュニケーションと問診
 安全管理と事故対応
 感染対策
 ストレス対策
 災害医療体制
 現場活動の基本
 全身状態の観察
 緊急度・重症度の判断
 資器材による観察
 救急救命士が行う処置
 救急蘇生法
 在宅療法継続中の傷病者の処置
 傷病者搬送
 医薬品
II 救急症候・病態生理学
 呼吸不全
 心不全
 ショック
 重症脳障害
 意識障害
 胸痛
 腹痛
 腰痛・背部痛
 失神
 痙攣
 運動麻痺
 めまい
 呼吸困難
 動悸
 嘔吐
 吐血・下血
III 疾病救急医学
 神経系疾患
 呼吸系疾患
 循環系疾患
 消化系疾患
 泌尿・生殖系疾患
 内分泌・代謝・栄養系疾患
 血液・免疫系疾患
 筋・骨格系疾患
 皮膚疾患
 感染症
 小児と救急疾患
 高齢者と救急疾患
 妊娠・分娩と救急疾患
 精神障害
IV 外傷救急医学
 外傷総論
 外傷の病態生理
 現場活動
 頭部外傷
 顔面・頸部外傷
 脊椎・脊髄外傷
 胸部外傷
 腹部外傷
 骨盤外傷
 四肢外傷
 皮膚・軟部組織外傷
 熱傷
V 環境障害・急性中毒学
 中毒総論
 中毒各論
 異物
 熱中症
 偶発性低体温症
 放射線障害
 その他の外因性疾患