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Medical Practice  2021年11月号(38巻11号)

不明熱(電子版のみ)

不明熱を学び続け,不明熱診療を実践する

  • B5判・152頁・2色刷(一部4色刷)
  • 雑誌コード 12077-11
  • 2021年11月1日発行
定価 2,860 円 (本体 2,600円 + 税10%)
なし
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主要目次

【特集】
■扉
 池田麻穂子
■座談会
 不明熱診療をさまざまな立場の医師が実践できるために取り組むこと
 出席者:小池和彦・永田理希・池田麻穂子・小曽根早知子
■総説/不明熱患者の診療概論
 不明熱にしないための初期対応─発熱診療1st GATEキーパーの役割─/永田理希
 不明熱患者の診断治療の進め方/三輪俊貴ほか
■セミナー①/3大不明熱疾患(感染症,悪性腫瘍,膠原病)とその周辺を知る
〈感染症〉
 感染性心内膜炎を疑う不明熱/篠原孝幸
 結核・非結核性抗酸菌症を疑う不明熱/吉田 敦
 ウイルス感染症を疑う不明熱/橋本邦生ほか
 不明熱の原因となりうる性感染症・渡航関連感染症/渡辺恒二
〈悪性腫瘍〉
 不明熱を呈する悪性腫瘍/三河貴裕
〈膠原病〉
 膠原病と類縁疾患を疑う不明熱/狩野俊和
〈周辺領域〉
 自己炎症性症候群を疑う不明熱/西小森隆太ほか
 薬剤熱を疑う不明熱/横江正道
 心因性発熱を疑う不明熱/櫻庭美耶子ほか
■トピックス
 医学教育の重要性─不明熱を専門家診断にしないために─/小曽根早知子
 Castleman病とその周辺疾患/正木康史ほか
■セミナー②/不明熱診療の実践
〈より診断精度を上げるためのトピック〉
 微生物検査─医師と検査技師のコミュニケーション─/加藤維斗
 感染症検査の進歩とピットフォール/大楠清文
 画像診断/桑野公輔ほか
 病理診断/池村雅子ほか
〈発熱診断と治療のポイント〉
 入院中の発熱診断と治療/松元直美ほか
 高齢者の発熱診断と治療/小金丸 博
 小児の発熱診断と治療/宇田和宏
■この症例から何を学ぶか
 心不全で入院中に肝障害・呼吸不全を伴う発熱をきたした80代女性/大谷天人ほか
■Self-assessment test

【連載】
■One Point Advice
 喘息には診断基準がない─変動性,可逆性,反復性の3つがポイント─/中村和芳
 低活動型せん妄を見落とすな/西村勝治
 生活習慣病と睡眠/髙橋克敏
 心不全入院患者のリハビリテーション─REHAB-HF試験─/森田啓行
 簡単なめまいのスクリーニング法「HINTS」/新藤 晋
 内科医も真剣に皮膚を診る時代?/穂苅量太
 抗体医薬の登場で変わる片頭痛治療/菊井祥二
 免疫チェックポイント阻害薬による副作用を事前に予測する/岩間信太郎
■今月の話題
 新しい心不全治療薬─アンジオテンシン受容体ネプリライシン阻害薬(ARNI)─/波多野 将
■知っておきたいこと ア・ラ・カルト
 大腸鋸歯状腺腫/ポリープ(SSA/P)/小田島慎也
■心電図のコツと落とし穴(第20回)
 急性冠症候群との鑑別疾患(4)/小菅雅美