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書籍詳細情報

「臨床感染症ブックレット 4巻  抗菌薬の止めどきと変えどきを考える 」の詳細情報です.

抗菌薬を「止(や)める」「変える」・・・ ここに感染症診療の本質がある!
あなたが知りたかった判断のコツとポイント,全部載ってます!!

臨床感染症ブックレット 4巻
抗菌薬の止めどきと変えどきを考える
  • ゲスト編集
    松永直久(帝京大学講師)
  • 編集委員
    前﨑繁文(埼玉医科大学感染症科・感染制御科教授)
大曲貴夫(国立国際医療研究センター病院国際感染症センターセンター長)
  • B5判・144頁・2色刷(1部4色刷)
    2011年4月11日発行
  • 定価 4,104円(本体 3,800円)
    ISBN978-4-8306-2053-9

この本の内容

「臨床感染症ブックレット」は感染症診療の考え方と実践の基本スキルを,エビデンスと臨床センスで捉えなおす好評シリーズ.
4巻では,抗菌薬の「止めどき」と「変えどき」をどう見極めるかという,臨床で一番難しい命題に正面から切り込み,具体的なskillとtipsを収載.代表的な感染症(感染臓器)ごとに「抗菌薬治療の効果は何をみて判断すればよいのか?」「いつまで治療すればよいか?いつ止めるのか?」「どうも効いていないとき,何を考え,どう変えるのか?」「治療が上手くいっているとき,de-escalationはどうするのか?」,これらのポイントを余すところなく凝縮している.
修練中の研修医,他科の臨床医はもちろんのこと,感染症専門医ですら「なるほど!」と唸る記載が盛りだくさん.
この1冊を読み終えたあなたは,確実に感染症診療の本質に近づいているはず!!ベッドサイドでの臨床に,コンサルテーションへの対応に,明日から手放せない1冊.
☆図版17点,表組69点,写真6点

【内容の構成】
 〈セミナー欄〉
  ・感染症診療の最重要テーマを臨床の流れに沿って徹底解説.
  ・各ページに内容を俯瞰したキーセンテンス欄を設け,読者の理解をしっかりサポート.
  ・さらに実践に役立つアドバイス・突っ込んだ解説を加えた.
 〈ミニレクチャー欄〉
  ・日常臨床の重要なテーマをcoffee breakとしてコンパクトに解説.
 〈コンサルテーション欄〉
  ・Typicalなコンサルテーションの実例をもとに,その背景にひそむ問題点を整理し,
   わかりやすい図表を交えて診療の基本原則をがっちり解説.
  ・感染症診療にありがちな誤謬を解く重要テーマを厳選.
【シリーズ編集委員】
 前﨑繁文(埼玉医科大学感染症科・感染制御科教授)
 大曲貴夫(国立国際医療研究センター病院国際感染症センターセンター長)

▽〈臨床感染症ブックレット〉シリーズラインナップ
 1巻 病歴と身体所見から感染症を見極める(2010年10月刊)
  ゲスト編集:柳 秀高(東海大学総合内科講師)
 2巻 エンピリック治療の抗菌薬,確定治療の抗菌薬を選択する(2010年10月刊)
  ゲスト編集:細川直登(亀田総合病院総合診療・感染症科部長)
 3巻 検査や画像から感染症の原因微生物に迫る(2011年3月刊)
  ゲスト編集:栁原克紀(長崎大学講師)
 4巻 抗菌薬の止めどきと変えどきを考える(2011年4月刊)
  ゲスト編集:松永直久(帝京大学講師)
 5巻 内科医にとって必ず知っておくべき感染症を診る(2012年2月刊)
  ゲスト編集:山口敏行(埼玉医科大学感染症科・感染制御科講師)
 6巻 内科医がときに遭遇する特殊な感染症を診る(2012年3月刊)
  ゲスト編集:中嶋一彦(兵庫医科大学感染制御部講師)
 7巻 入院患者における重症・難治性感染症を診る(2012年7月刊)
  ゲスト編集:笠原 敬(奈良県立医科大学感染症センター)
 8巻 感染症の予防や制御に必要なことを実践する(2013年9月刊)
  ゲスト編集:上原由紀(順天堂大学大学院医学研究科感染制御科学/総合診療科准教授)

主要目次

<オーバービュー>
  1,抗菌薬の止めどきと換えどきを考える
  2.企画にあたって
<セミナー>
 Ⅰ.抗菌薬の止めどき、換えどきの基本的な考え方
  1.抗菌薬の止めどき、換えどきオーバービュー
   「止(や)める」「換(か)える」.抗菌薬に関するこれらのアクションの背景を探ること
   で,感染症診療の本質が見えてきます.本書すべてに通ずるオーバービューです.
  2.抗菌薬の投与期間の考え方―基本と応用
   抗菌薬の投与期間は「大体のところ」決まっています.でも,通り一遍でいかないのが臨
   床の難しさ.そんなときのキホン的な考え方とTipsをまとめます.
  3.抗菌薬の治療効果判定のためのパラメータ
   「止める」も「換える」も,正しい効果判定あってこそ.そこで大事なのが,感染症
   フォーカスに特異的な所見を見逃さない姿勢.臓器別の効果判定パラメータをリスト
   アップします.
 II.臓器特異的なパラメータを活用して治療効果と治療期間を見極める
  1.肺炎の治療効果判定のためのパラメータ
   肺に特異的なパラメータと全身状態を表すパラメータの両方をみるのが秘訣!
  2.市中肺炎の治療期間
   想定菌に応じてどう治療期間を決めれば良いのか? どのタイミングで静注薬から経口薬
   に換えるか? プラクティカルにまとめます.
  3.院内肺炎(HAP)の治療期間
   重症度,病態,そして起因菌によってどう考えるか? 最近注目のスイッチ療法も含めて
   解説します.
  4.腎盂腎炎の治療効果判定と治療期間
   日常的に出合う女性の尿路感染症.中でも腎盂腎炎は重症化しやすく,とてもやっかい.
   焦ってピットフォールに陥らないために必要なのは?!
  5.髄膜炎の治療効果判定と治療期間(一般的な経過について)
   各種ガイドラインや文献で示される治療期間は? その基本的な考え方.
  6.髄膜炎の治療効果判定と治療期間(治療に難渋するとき)
   治療に手こずった髄膜炎.何をメルクマールに治療効果を見極める? 現場で役立つ
   opinion.
  7.骨髄炎の治療効果判定と治療期間
   髄膜炎は治療に難渋する感染症の1つ! 長期戦が避けられないこの疾患では,治療効果
   の見極めとdefinitive therapyがますます大事!
  8.感染性心内膜炎の治療効果判定と治療期間
   多彩な起因菌が想定される心内膜炎の治療期間はとても複雑.外科的治療に踏み切るタイ
   ミングも含めて,判断のポイントを整理します.
  9.術後腹膜炎の治療効果判定と治療期間
   外科治療に馴染みの少ない内科医諸賢へのエビデンスに基づいたメッセージ.
  10.発熱性好中球減少症の治療効果判定と治療期間
   本邦そして海外のガイドラインを参考にしながら、評価と判断のポイントを述べます
  11.Invasive Pulmonary Aspergillosisの治療効果判定と治療期間
   侵襲性アスペルギルス症の経過観察は画像が有用.特異的な画像所見を掲げました.
III.抗菌薬の止めどき、換えどきをどう捉え,どう考えるか
  1.現在の抗菌薬が有効でも、抗菌薬を換えるべきか
   なぜ抗菌薬は換えなければいけないか? de-escalationが「怖い」と感じるあなたに必読
   のarticle.
  2.抗菌薬が無効と思われる場合(総論)
   どうも効いていないとき,どう考えるか? 5つの軸で整理すれば,進むべき方向性が見
   えてきます.
  3.抗菌薬そのものが原因で、治療が奏効しないと考えられる場合(PKの問題)
   感受性はあるはずなのに,でも効かない・・・.そんなときは「からだと薬」の関係に目を
   向けると,自ずと答えが見えるかも?!
  4.抗菌薬と微生物との関係の問題で、治療が奏効しないと考えられる場合(PDの問題)
   臓器移行性の良い薬を選んだはずなのに,でも効かない・・・.そんなときは,「薬-微生
   物」の関係を考えなければなりません.具体例から対処法に迫ります.
<ミニレクチャー> 
 1.Procalcitonin-directed therapyによる治療期間短縮の試み
 2.Suppressive therapyについて教えてください
 3.発熱時の血液培養・中心静脈カテ先培養ともに翌日に陽性となったが、臨床経過が落ち着
   いていて抗菌薬が中止されているとき、抗菌薬は再開するか?
 4.MRSA骨髄炎に対する日本における治療戦略
 5.心疾患とQT延長と抗菌薬
 6.チトクロームP450を介した抗菌薬の相互作用
 7.誘導耐性と治療の失敗-AmpCによる第3世代セフェムへの耐性化, MRSAの
   Erythromycin-induced clindamycin resistance,肺炎と診断されてレスピラトリーキ
   ノロンを処方された肺結核の例など-
 8.難治性Clostridium difficile感染症に対する治療法
<コンサルテーション> 
 1.肺炎球菌性と診断されて治療したが解熱しない患者の対応は?
 2.急性腎盂腎炎の高齢患者ではいつ抗菌薬を変更するのか
 3.骨髄炎の治療中止の見極めは?
 4.このままカルバペネムを使ってはいけない?
 5.カテーテル関連血流感染症が疑われ,血培でグラム陽性球菌が検出されたときの治療法
   は?
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