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書籍詳細情報

「眼科医に贈る150の格言」の詳細情報です.

今までにない,眼科診療の心得を説いた格言集! これであなたの診療をブラッシュアップ!!

眼科医に贈る150の格言
信頼される医師を目指して

  • 丸尾敏夫(帝京大学名誉教授)
本田孔士(京都大学名誉教授)
臼井正彦(東京医科大学学長)
  • A5判・184頁
    2009年9月28日発行
  • 定価 1,944円(本体 1,800円)
    ISBN978-4-8306-5533-3

この本の内容

これまで最も大切とされながら,教科書では大きく取り上げられてこなかった,診療に向かう心構えや患者との接し方をまとめた1冊.長年第一線で活躍してきた著者らの,経験を踏まえた格言,寸言から成り,豊富なエピソードでわかりやすい.若手医師にはもちろん,ベテランの医師ももう一度立ち返るべき原点として,明日からの診療に役立つ.また,先輩医師から後輩に向けて渡しておくと,指導代わりとなってくれること請け合いである.
☆イラスト・線画28点

主要目次

I.まず診療姿勢
 心構えを新たに,さあ出陣
 診療はまず挨拶から始めよう
 「おじいちゃん」「おばあちゃん」と呼ばないで
 患者さんを身内と思って診察しよう
 患者さんの信頼は医師の力量次第
 ベッドサイドでは,患者さんと同じ高さの視線で話せ
 患者さんの前で悩むな
 患者さんに不安を与えるような行為・言動は慎め
 カンニング用の教科書を診察室の裏に準備せよ
 患者さんの前で治療方針の議論をするな
 患者さんの前で研修医・下級医を叱るな
 前医の悪口を言うな
 診療拒否,治療拒否の事実は必ずカルテに記載しておけ
 医療情報の提供には必ずコピーを残せ
 書面での正式な依頼なくして,他人に患者さんの病状を説明するな
 紹介状を書くときに
 紹介状の内容をうのみにするな
 患者紹介には,必ず返事を書く
 患者誘導も大切な診療の一部
 院内での転倒事故に注意
 手洗いを省略するな
 院内感染防止のために,左手で診療器具に触るな
 EKC院内感染に注意せよ
 病診連携は相手の立場で木目細かく
 回復困難な患者さんは十分な説明をしてリハビリテーションコースへ
 手に負えない患者さんをいつまでも抱えるな
 病気を診ずに患者さんを診よ
 時に生存率よりQOLが大切
 「経過観察」の判断も時に重大
 障害は治せるものだけでも治そう
 予後不良疾患の告知を軽率にするな
 色覚異常の遺伝説明は慎重に
 STDの説明では,患者環境に十分注意せよ
 糖尿病患者には,事の重大さを十二分に説明せよ
II.患者さんを理解しよう!
 患者さんは次の診察日を一日千秋の思いで待っている
 患者さんは待ち時間以上に,診察の順番にこだわる
 患者さんは待合室で情報交換をする
 患者さんはコメディカルに本音を話す
 愁訴のオーバーな患者さんと,のんきな患者さんがいる
 遠来の患者さんの愁訴には,重大な問題が隠れていることがある
 患者さんの言う既往歴は意外と不正確なものである
 患者さんの言う「急に」をうのみにするな
 患者さんの言う前医の言葉は吟味せよ
 前医を悪く言う患者さんには注意せよ
 「二重に見える」と言う愁訴には,色々な病状が含まれる
 両眼視を理解していない患者さんがいる
 視力が視機能の全てと思いこんでいる患者さんがいる
 「遠視」を視力が良いと誤解している患者さんがいる
 「涙腺」と「涙道」を,患者さんはよく混同している
 散瞳検査をきっかけに,「視力が低下した」と訴える患者さんがいる
 眼鏡を掛ければ全ての視力障害が解決すると思っている患者さんがいる
 「点眼薬」で全ての眼疾患が治ると思っている患者さんがいる
 眼球の奥行きを失念し,眼は顔面上にあると思っている患者さんがいる
 患者さんは同一病名なら同一経過をたどると思いたがる
 「角膜移植」を「眼球移植」と誤解している患者さんがいる
III.検査と診断でのアドバイス
 あらゆる検査は眼科医の指示の下で
 出来るだけ1日ですべての検査を済ませるように努力せよ
 眼科の診療は正しい視力検査と屈折検査から
 ピンホール視力を活用せよ
 検影法の有用性を忘れるな
 瞳孔間距離を正しく測定せよ
 屈折検査のレンズは使用後,必ず指定の位置に戻す
 視力測定装置は較正して使え
 視野検査では固視状態を常にチェックしながら測定せよ
 視野検査ではアーチファクトの混入に注意せよ
 視野検査では不協力による視野沈下,欠損もどきにだまされるな
 眼圧検査に過敏な患者さんをなだめる方法を覚えよ
 ノンコンタクトによる眼圧を過信するな
 高齢者の細隙灯検査では体位の安定に努めよ
 水晶体の混濁には徹照法を活用せよ
 眼底検査は網膜鋸状縁まで
 双眼倒像眼底検査に28Dレンズを常用せよ
 眼底スケッチでカラーコードを守れ
 眼底検査で倒像鏡検査と三面鏡検査を使い分けよ
 蛍光眼底造影は,翼状針で静脈を確保しながら行え
 簡単に「ERG消失」と言うな
 眼窩疾患の診断でMRIを読み過ぎるな
 頭痛を訴える患者さんの診断は慎重に
 治らない外転神経麻痺に注意
 眼球運動障害に牽引試験は有用
 glaucoma normalisはあってはならないこと
IV.見逃さない!間違えない!
 眼痛では帯状疱疹を見逃さない
 医原性の交感性眼炎を見落とすな 
 高齢者ぶどう膜炎で仮面症候群を見落とすな
 白血病を見落とすな
 先天停在性夜盲を見逃さない
 偽視神経炎を見逃さない
 中枢性半盲のAnton症状に注意せよ
 鼻性視神経炎の診断は難しい
 低血糖発作による眼前暗黒がある
V.薬物治療はコンプライアンスよく
 投薬指示は見やすく,単純にする
 たくさんの点眼薬を同時処方するな
 点眼薬の有効期限に注意する
 投薬のコンプライアンスは意外に低い
 点眼薬は正しく点眼するよう指導する
 角膜上皮障害にステロイド薬をむやみに使うな
 角膜異物除去後のステロイド薬点眼は慎重に
 角膜上皮障害は点眼薬の防腐剤から生じることがある
 ピロカルピンは使い方次第で今でも有用な治療薬である
VI.手術はしっかりとした方針を持って
 手術者として,正しい心構えを持て
 術者には一症例,患者さんには一生涯のこと
 初めての手術執刀に当たって
 どうしたら手術がうまくなるか?
 術中の逡巡が全てを台無しにする
 手術の責任は全て術者にある
 事故は忘れたころにやってくる
 100%成功する手術はない!
 手術でのインフォームドコンセントの手続きで手を抜くな
 入院は,患者さん・家族にとって生活を急変させる大事件である
 患者さんは手術というストレスで全身状態が急変する
 外眼日帰り手術での注意
 外来手術では,夜間連絡のシステムを患者さんに明示せよ
 どんなに滅菌しても術野の皮膚・睫毛は不潔と思え
 手術眼の確認を怠るな
 眼内に挿入する手術器具の先端に手で触るな
 手術機器に限らず,器具はけちらずに良い物を使おう
 出血の残る術野で操作するな
 顕微鏡の死角で操作するな,介助者は顕微鏡の術野を横切るな
 術中操作は,過ぎては及ばざるに劣る
 形成の追加手術は急ぐな
 片眼失明の他眼白内障手術は慎重に
 緑内障濾過手術後の濾過胞の感染は失明に至る
 うつぶせ姿勢の保持では,患者さんを励ます
 高齢者の安静は,原疾患以外の別な問題を惹起する
VII.小児をみるときは
 小児の嫌がる検査は後回し
 小児の局所麻酔下検査に,母親を同席させるな
 矯正視力1.0の意味するもの
 乳幼児の視力不良の判定を焦ってはならない
 弱視の診断は積極的に,そして治療は慎重に
 中等度までの近視は,人生のインフェリオリティーではない
 子供の眼鏡は装用できるのを確認してから処方しよう
 眼鏡処方箋はいつまでも残る
 斜視診断では頭位異常を見逃さない
 斜視治療目標は,見掛けが良くて複視が無い
 両眼視機能検査はなぜ行うのか
 乳幼児の斜視の治療は慌てない
 小児はとりあえず今をよくしよう
 治療は現在より悪化させないのが第一
 斜位は安易にプリズム処方をしない
 眼瞼下垂はまず眼科で診察
 診療は外眼から始めよう
 内反症を軽視するな
 小児の白内障手術の時期を誤るな
 乳幼児の流涙で牛眼を見落とすな
 牛眼の手術は急げ
 網膜芽細胞腫の初発症状は多彩である
VIII.医療に安易な近道などない
 入局で眼科を選ぶには色々な訳がある 
 臨床医学は常に地に足をつけて実践すべし
 「・・・の恐れがある」という言葉で判断を誤らせるな
 世の中,地道な努力の積み重ねこそ大切である,安易な近道などない


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