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書籍詳細情報

「臨床に直結する感染症診療のエビデンス」の詳細情報です.

感染症診療に欠かせないエビデンスが一目でわかる必携書!
現場での素朴な疑問に答えます!!

臨床に直結する
感染症診療のエビデンス
ベッドサイドですぐに役立つリファレンスブック
  • 監修
    青木 眞(サクラ精機学術顧問)
  • 編集
    岩田健太郎(亀田総合病院総合診療・感染科部長)
大曲貴夫(静岡県立静岡がんセンター感染症科部長)
名郷直樹(社団法人地域医療振興協会地域医療研修センターセンター長)
  • B5判・508頁・2色刷
    2008年3月6日発行
  • 定価 9,180円(本体 8,500円)
    ISBN978-4-8306-2011-9

この本の内容

感染症の患者を前に「この検査や治療にエビデンスはあるの?」など臨床現場で実際に生じた疑問に,「簡潔な解説」と「現状を一望できる内容」で答えるエビデンス集.読者が知りたいエビデンスの要点を見やすくまとめた一覧表を満載.各項目の末尾に「現時点における考え方」としてポイントを集約し,現場で求められるエッセンスが一目でわかる.文献欄の冒頭には,読者の文献検索に役立つ search strategy を盛り込んだ万全の内容.感染症科や総合診療科の若手スタッフをはじめ,一般臨床医,研修医の必携書.
☆図表273点

主要目次

1章 感染症診療のエビデンス総論
 ●EBMを利用するにあたって─明確なエビデンスとは何か─
2章 感染症の検査(一般)にかかわるエビデンス
 ●患者の免疫状態を示すマーカーとは,そのエビデンスは?
 ●感染症に関連した主要な身体所見の検査特性(感度・特異度)は?
 ●グラム染色検査の有用性を示すエビデンスはあるか?
 ●ICUや血液病棟で監視培養の意味があるか?
 ●血液培養:1セット採取と2セット採取では感度,特異度に差が出るか?
 ●血液培養の採血量は検査の感度,特異度に影響を及ぼすか?
 ●イソジンは乾くまで待ってから血液培養というが,エビデンスはあるのか?
  他の消毒薬では?
 ●CRPが感染症診療に役に立つとすれば,どんなときにどのように役に立つのか?
 ●真菌抗原検査(β-Dグルカン,ガラクトマンナン抗原,カンジダ抗原)の役割とは? 
 ●skin swab培養検査に診断的意義はあるのか?
 ●抗菌薬の皮内テストに意味はないのか? 意味があるとすれば,どのように運用すべきか?
3章 臓器・疾患別 感染症診療にかかわるエビデンス
[重症感染症/感染症補助療法のエビデンス]
 ●重症感染症における免疫グロブリン療法の効果はあるか?
 ●敗血症治療においてエンドトキシン吸着療法は効果があるのか?
 ●緑膿菌の菌血症でクラスの異なる2剤を併用するか,単剤治療を行うか?
 ●血漿交換は感染症治療上,効果があるのか?
 ●感染症治療においてステロイド療法が有効な場合はあるのか?
 ●ステロイドパルス療法に意義はあるのか?
[中枢神経感染症]
 ●HSV髄膜炎に抗ウイルス薬は必要か?
[呼吸器感染症]
 ●肺炎の重症度はどうやって決めるのか?
 ●肺炎での尿中迅速検査(肺炎球菌,レジオネラ)の結果の解釈
 ●急性肺炎に対して抗菌薬投与前に血液培養をルーチンで行うべきか?
 ●市中肺炎では,非定型肺炎の起因微生物をを常にカバーすべきか?
 ●肺炎における抗菌薬治療の期間はどうすべきか?
 ●ニューモバックス(Pneumovax)(R)の効果は?
 ●院内肺炎のグラム染色でグラム陽性球菌をみつけたら,バンコマイシン投与が必要か?
 ●喀痰培養でMRSA陽性の場合はどう判断するか? 起因菌とするのか? 定着菌か?
 ●施設から入院した肺炎では緑膿菌をカバーすべきか?
 ●人工呼吸管理中のストレス潰瘍予防とVAP(ventilator-associated pneumonia)
  ─H2ブロッカーとスクラルファート,どちらが良いのか?─
 ●VAP(ventilator-associated pneumonia)の治療法は?
 ●肺MACの診断,治療に関するエビデンスはどのくらいあるのか?
 ●ニューモシスチス肺炎(PcP)予防目的のST合剤予防内服は効果があるのか?
 ●CD4がいくつだとニューモシスチス肺炎にならないのか? あるいは関係ないのか?
 ●クラミジア・ニューモニアの血清学的診断の価値は?
  lgG? lgA? lgM? マイコプラズマlgMの検査特性は?
 ●うがいは風邪に効くのか?
 ●風邪に抗菌薬は効くか?
 ●急性中耳炎に抗菌薬を出すべきか?
 ●急性副鼻腔炎に抗菌薬を出すべきか?
 ●急性気管支炎に抗菌薬は効くか?
 ●インフルエンザワクチンはどれくらい効果があるのか?
 ●インフルエンザでは「誰」を治療すべきか?
 ●インフルエンザ脳症の治療は? 予防は?
[心内膜炎]
 ●感染性心内膜炎に対する手術適応は?
 ●感染性心内膜炎予防抗菌薬の適応は?
[カテーテル関連敗血症]
 ●末梢カテーテルは感染リスクはないのか?
  あるとすれば何日の留置でリスクがあがるのか?
 ●カテーテル感染症の診断方法は?
 ●カテを抜かないといけない,と一般的には書かれてあるが,エビデンスはあるのか?
 ●カテを抜かなくても治るというデータはあるか? また,どういう場合か?
 ●CVライン感染の初期治療にはどういうエビデンスがあるのか?
 ●CVライン感染:初期治療に抗真菌薬を加える必然性は?
[腸管感染症]
 ●ピロリ菌はどの病態に,どの薬で何日治療すべきか?
 ●院内発症の下痢に対して培養検査は必要か?
 ●外来の下痢でいつ便培養は必要か?
 ●プロバイオティックは意味があるのか?
[腹腔内感染症]
 ●腹部内感染ではどのくらい腸球菌をカバーすべきか?
 ●急性胆管炎に抗菌薬は必要か? 何を使うか?
 ●急性胆嚢炎ならどうか(抗菌薬は必要か? 何を使うか?)
 ●腹腔内感染症(膿瘍など)における抗菌薬の至適投与期間は?
 ●消化管術後感染症,特に腹腔内感染症における抗菌薬の選択と治療期間は?
[尿路・泌尿器・婦人科系感染症]
 ●性器ヘルペスの診断を行うにはどうすればよいのか?
 ●合併症を伴わない膀胱炎の妥当な治療法は?(抗菌薬,クランベリージュースなど)
 ●腎盂腎炎や膀胱炎に適切な抗菌薬は何か? キノロンやSTでなくてはならないのか?
 ●再発する尿路感染の予防法は?
 ●子宮頸癌は予防できるか?─HPVワクチンは有効か?─
[骨髄炎]
 ●糖尿病性足病変(骨髄炎を含む)では緑膿菌をカバーすべきか?
 ●骨髄炎の経過観察と治療期間
[軟部組織感染]
 ●顔面の丹毒の治療をどう考えるべきか?
[発熱性好中球減少症,発熱性好中球減少症を含む重症感染症]
 ●発熱性好中球減少症の場合には,何%程度で嫌気性菌が問題となるのか?
 ●発熱性好中球減少症において(多剤耐性のグラム陽性球菌カバー目的に),
  いつvancomycinを使うべきか?
 ●βラクタム単剤で治療するか,アミノグリコシドを併用するか?
 ●好中球減少状態であるがん患者に対しての,抗菌薬の予防投薬
  ─何が妨げて,何が防げないのか? 耐性菌は増えないのか?─
 ●発熱性好中減少症の治療にcolony-stimulating factor(CSF)は有効か?
 ●好中球減少時の感染症で起因菌が判明するとすればそれだけをターゲットにしてよいのか?
  (緑膿菌をはずしてもよいのか?)
4章 微生物別 感染症診療にかかわるエビデンス
[MRSA感染症]
 ●ブドウ球菌感染症にリファンピンをかませるのはいいのか?
  methicillin-resistant Staphylococcus aureus(MRSA)だとどうか?
 ●methicillin-resistant Staphylococcus aureus(MRSA)に効果のある抗菌薬の特徴
  は?
  それぞれどのように使い分けるべきか?   
 ●市中(community-acquired MRSA; CA-MRSA)には治療上どう対応すればよいのか?
[Candida]
 ●Candida敗血症におけるmicafunginの投与量は?
 ●Candida血症に対する各抗真菌薬のエビデンスは?
[aspergillosis]
 ●invasive aspergillosisに対する抗真菌薬治療法─あまたある抗真菌薬の中から,何を
  選択すべきか?
 ●chronic necrotizing pulmonary aspergillosis(CNPA)はいつまで何を指標に治療を
  行うべきか?
[CD]
 ●C.difficile関連腸炎の診断について(トキシンのみ? 培養も? 臨床診断がすべて?)
 ●偽膜性腸炎でメトロニダゾール内服とバンコマイシン内服でどちらに効果があるか?
 ●C.difficile関連腸炎に対してProbioticsは有効か?
 ●C.difficile関連腸炎の治療後再発例に対する対処法
 ●C.difficile関連腸炎,消化管が使えない時の治療方法があるか?
 ●C.difficileの感染管理:他の菌と違い消毒もしにくいので,具体的には何を行うべきか?
[結核菌感染症]
 ●BCGの効果は?
 ●ツ反の判定方法にエビデンスは? 硬結? 紅斑?
 ●ツ反の検査特性は?
 ●QuantiFERONの有用性はどこにあるか?
 ●結核の曝露後の予防内服対象はどのように選ぶべきか?
 ●結核の曝露後の予防内服の効果は?
[ウイルス感染症]
 ●サイトメガロウイルス肺炎の診断について
 ●サイトメガロウイルス感染の予防投与は可能か? 誰に対して,どのくらい予防できるか?
 ●サイトメガロウイルスアンチゲネミアはどのくらい,何の意味があるのか?
 ●麻疹のワクチン,1回? 2回?
 ●水痘帯状疱疹ウイルス暴露後の予防について
 ●HBVワクチン接種後の抗体フォローは行うべきか?
 ●HBVワクチン接種後の抗体価検査で抗体が低かったらどうすべきか?
 ●HCVワークアップの仕方:どの検査を行うのか? 検査結果はどう判断するのか? 
5章 感染症治療薬にかかわるエビデンス
 ●抗菌薬の臓器移行は臨床アウトカムと関連があるのか?
 ●抗菌薬で1回の点滴時間を長くすれば長くするほど効果が上がるというのは本当か?
  24時間投与には効果があるのか?
 ●高齢者への抗菌薬使用量の設定にエビデンスはあるか?
 ●抗菌薬の併用によって薬剤耐性の発現頻度を低くすることができるか?
 ●耐性菌ができるような抗菌薬の使用パターンとは?
 ●抗菌薬の使用期間について,どこまでエビデンスがあるのか?
 ●抗菌薬を経口に変更するタイミングにエビデンスはあるか?
 ●クリプトコッカス骨髄炎(Cryptococcal meningoencephalitis)の治療において血清
  および髄液中クプロコッカス抗原(Cryptococcal polysaccharide antigen)のtiter
  モニタリングは治療効果の指標となりうるか?
 ●ペニシリンG投与量や投与法のエビデンスは?
 ●ペニシリンアレルギーの患者にセファロスポリンは投与できるか?
  カルバペネムはどうか?
 ●アミノグリコシドの投与量,投与方法にはどこまでエビデンスがあるのか?
  日本の用法は,その観点から,妥当といえるか?
 ●ST合剤の日本人に対する副作用の頻度は? 脱感作などで回避できるものの頻度は?
6章 Special topics編
 ●ワクチンは皮下注射? 筋肉内注射?
 ●ワクチンの同時接種はだめか?
 ●妊婦に打っていいワクチン,打ってはいけないワクチン,打った方がよいワクチンは?
  その裏づけとなるデータは?
 ●手洗いには,何を使えば良いのか? アルコール製剤の利点・限界?
 ●採血など針を扱う場合に手袋を着用する必要はあるか?
 ●聴診器はどこまできれいにすべきか? 指輪は? あごひげは? ネクタイは?
 ●職業感染対策を理由に,患者に対するHBV,HCV,HIV,梅毒のスクリーニングは必要か?
 ●ムンプス,風疹,麻疹,水痘は再感染するのか? その意義は?
 ●食物を扱う人の下痢源性病原体のチェックにエビデンスはあるのか?
 ●アデノウイルス結膜炎に罹患した医療従事者の就業制限?
 ●手術時の抗菌薬予防投与のエビデンスは? 内視鏡では? その他の手技では?
 ●院内に細菌検査室があることの意義は?
 ●感染症専門医がいることは,病院に経済的メリットをもたらすか?
 ●感染症専門医がいると予後が改善するか?
 ●抗菌薬採用のポリシーにエビデンスはあるのか?(絞り込みには,効果があるか?)
文献
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