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書籍詳細情報

「心筋細胞イオンチャネル」の詳細情報です.

難解なイオンチャネルとその作用,疾患とのかかわりがよく理解できる!

心筋細胞イオンチャネル
心臓のリズムと興奮の分子メカニズム

  • 倉智嘉久(大阪大学大学院医学研究科情報薬理学教授)
  • A5判・272頁・2色刷
    2000年7月25日発行
  • 定価 5,775円(本体 5,500円)
    ISBN978-4-8306-1664-8

この本の内容

今ホットな話題となっている心筋細胞イオンチャネルとは何か,どのように細胞の活動電位形成に関わり心臓の電気的統御を行っているのか,また心臓病や治療薬とどのように関係しているのか?
本書は,心筋細胞イオンチャネルの機能的側面を中心として,遺伝子,分子構造,疾患や薬物との関係などを,初学者にもたいへんわかりやすく解説した入門テキスト.

主要目次

第1章 心臓のはたらきの研究
 1.血液循環の発見
 2.心拍動の神経原説と筋原説
 3.実験的な心臓自動能に関する研究の進歩
 4.単一細胞標本の開発とパッチクランプ法の適用
第2章 電気生理の考え方と言葉
 1.イオンを動かす力
 2.抵抗成分と容量成分による等価回路:細胞の特性を電気的にとらえ記述する方法
 3.細胞の電気活動を測定するときの約束事
 4.電気生理でよく出てくる重要事項
第3章 イオンチャネルの測定と解析方法
 1.イオンチャネル電流記録法:パッチクランプ法
 2.定常状態でのイオンチャネル電流の測定:心筋細胞内向き整流背景K+チャネルを例として
 3.ノイズ解析の基本
 4.電位依存症のチャネルの測定
 5.isolated patch clump 法と whole cell clump 法について
第4章 心筋細胞のイオンチャネルの分子構造と機能
 1.Na+チャネル
 2.Ca2+チャネル
 3.K+チャネル
 4.過分極誘発陽イオンチャネル
 5.クロライド(Cl-)チャネル
第5章 心筋細胞のトランスポーター
 1.Na+ポンプ
 2.Na+‐Ca2+交換機構
第6章 心筋細胞の活動電位形成とイオンチャネル
 1.心筋細胞の電気的機能
 2.心筋細胞のK+チャネルと活動電位形成
 3.心筋細胞活動電位の部位差と古典的内向き整流背景K+チャネル
 4.一過性外向きK+電流と心房筋細胞活動電位,positive staircase
 5.心筋細胞の自動能
第7章 自律神経の作用
 1.概論
 2.ホルモン受容体とイオンチャネルの調節の一般論概要
 3.心臓興奮の膜受容体依存性調節について
 4.その他の心筋細胞のシグナル伝達系
第8章 心筋細胞イオンチャネルの薬理学
 1.Na+チャネル遮断薬(Class I drugs)
 2.Ca2+拮抗薬(Ca2+チャネル遮断薬)
 3.K+チャネル遮断薬
 4.K+チャネル開口薬
第9章 病気と心臓イオンチャネル
 1.心臓不整脈
 2.心筋虚血とATP感受性K+チャネル
 3.遺伝性QT延長症候群(long QT syndrome)
第10章 イオンチャネル異常による遺伝性の疾患
 1.遺伝性腎疾患
 2.家族性持続性過インスリン性低血糖症(PHHI)
 3.筋肉疾患
 4.神経疾患
 5.嚢胞性線維症


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