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文光堂 医学・看護学書出版:since1892

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書籍詳細情報

「ゼロからのがん性疼痛レクチャー」の詳細情報です.

がん性疼痛治療の考えかた,基本の「キ」から伝えます!

ゼロからの
がん性疼痛レクチャー
現場で使えるヒント集

  • 中保 利通(東北大学特命教授,東北大学病院緩和医療科科長)
山中 啓之(宮城県立がんセンター麻酔科)
  • 監修
    山室  誠(東北大学名誉教授) 
  • B5判・236頁・2色刷
    2013年6月21日発行
  • 定価 5,940円(本体 5,500円)
    ISBN978-4-8306-2244-1

この本の内容

「がん対策基本法」施行後,がん性疼痛治療はがん治療早期から実践する基本的治療の1つとされ,その重要性は日増しに高まるばかり.しかし,初学者がこれを体系的に,かつやさしく学べる書籍は今までなかった.そんな中,がん患者の痛みの治療に必要な基本知識を完全網羅した待望のテキストがここに誕生!まず大事な「痛み」の本質をとらえる術,そして「麻薬が怖い,副作用が怖い」,このような,さまざまな「麻薬アレルギー」を乗り越え,的確な疼痛治療に踏み出す視座を与えてくれるこの1冊.読み進めていくにつれ,がん性疼痛治療の大切さ,おもしろさを実感でき,さらに今までは断片的であった机上の知識が実践の場で役立つ本質的理解へと変わってゆく.全頁の上半分を占めるイラストとその解説本文とで構成したシンプルな内容.イラストで視覚的にイメージが膨らみ,本文でさらに理解が深まる.これからのあなたのキャリアに欠かせないバイブルとなる1冊!
☆図版22点,表組8点,イラスト・線画171点

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序 文

序 文
 まず挿絵の面白さにひきつけられます.痛みという切ないテーマを扱っているのに絵を追うだけで微笑ましくなる本です.文章を読むと,お世辞にも解りやすい文章とは言えないのに.........

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書 評

書 評
 ユニークな本である.がん性疼痛のコントロールやマネージメントに関する本は多く出版されている.多くの人々に読まれるためにはユニークさが必要である.がん診療を.........

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主要目次

プロローグ
 症例1 オピオイドを始めてNSAIDsを止めたケース
 症例2 補助薬がらみの痛み 麻薬でも効かない!
 がん性疼痛の頻度
 がん性疼痛の特徴
 ほかの痛み(治癒する痛み)とどこが違う?
 「彼を知り、己を知れば、百戦殆うからず」
  敵を知る(障壁ななにか?)
  己を知る(あなたが次にすべきこと)
 ゴールを設定しよう
 武器を使いこなす 
 臨床医は鎮痛薬をどう選ぶのか
1章 基本事項
 痛みの定義について
 薬物療法の種類
 まずWHOラダーを知っていますか?
 消炎鎮痛薬の作用機序
 ステロイドホルモン
 弱オピオイド リン酸コデイン
 強オピオイド
 理想の鎮痛薬とは? 
2章 NSAIDs
 アスピリン:世界で最も汎用されている
 ロキソニン:胃腸にやさしい?
 ボルタレン:副作用強そう!でもCOX2阻害も強いよ!
 ナプロキセン:腫瘍熱には効くねェ!?
 COX2阻害薬:いったいどれがいいの?
3章 その他の鎮痛薬
 鎮痛補助薬の出番
 鎮痛補助薬 総論
 NMDA受容体拮抗剤の作用機序
 代表薬 ケタミン
 ガバペンチン,プレガバリン
 抗うつ薬の作用機序
 代表薬 アミトリプチリン
 抗不整脈薬の作用機序
 代表薬 リドカイン
 アセトアミノフェンの位置づけ 
 拮抗性鎮痛薬の限界
 代表薬 レペタン、ソセゴン
 ストレス鎮痛とsegmental gate effect
 内因性疼痛抑制系
4章 麻薬
 麻薬はなぜ恐れられるか?
 いわゆるペンタゾシン中毒
 モルヒネを受け入れた人
 麻薬を使うには免許が必要
 続・麻薬を使うには免許が必要
 麻薬使用量がどんどん増えていくのか?
 困ったらシンプルにしよう
 モルヒネの減らし方,やめ方
 続・モルヒネの減らし方,やめ方
 モルヒネを飲んで車を運転してもよいか?
 余った麻薬はどうしたら良いか?
 WHO方式の5原則:その1.経口的に
 WHO方式の5原則:その2.定時投与
 WHO方式の5原則:その3.段階的に
 WHO方式の5原則:その4.患者ごとに
 WHO方式の5原則:その5.細かい配慮を
 オピオイドの「酒と盃の仮説」
 オピオイドの作用部位
 オピオイド受容体の種類
 オピオイドが効きにくい痛み
 モルヒネの効かない痛み・・・交感神経の関与する痛み
 長時間作用性オピオイドの功罪
 代表的な麻薬1:モルヒネ
 代表的な麻薬2:コデイン
 代表的な麻薬3:オキシコドン
 代表的な麻薬4:フェンタニル
 パッチを切って使えるか?
 パッチは何枚まで使っていいのか?
 オピオイドローテーションとは?
 オピオイドローテーションの実際
 さまざまな剤型:経管栄養時にも使えるのはどれ?
 麻薬の事故を防ぐには?
 麻薬のすべし・すべからず集
 酒と麻薬:その功罪
 呼吸抑制について:カウントの重要性
 血管痛について
 モルヒネは悪い薬なのか
 レスキューは1日何回までですか?
 疼痛時頓用加算法
 だしと味つけ 
 腎不全患者へのオピオイド投与
 麻薬取扱いの業務
 医療用麻薬を海外旅行に携行する
 麻薬を誤ってこぼしたら
 オピオイドの貼付薬使用上の注意
 ニューロパシックペイン(神経障害性疼痛)
 モルヒネは死期を早めるか?
5章 経路
 投与経路:それぞれの利点・欠点
 投与経路:特殊な場合
 坐薬の吸収について
 皮下注射か静脈注射か
 皮下注射針の選び方ほか
 投与経路による効き方の差
 腎機能障害時の薬剤選択
 肝機能障害時の薬剤選択
 レスキューとbreakthrough pain
 腹水・胸水があるときは・・・増やすの?減らすの?
6章 評価
 患者への説明の仕方
 鎮痛方法の評価と検討
 続・鎮痛方法の評価と検討
 「痛くはないけど,何だかねえ・・・」
 過大評価される痛み
 過小評価される痛み
 痛みをみる工夫はないのか?
 痛み以外に満足度もみようか
 そのくすりは効いたのか? 鎮痛補助薬の出番
 鎮痛の評価方法
 問診で尋ねるべきこと
 デルマトーム
 モルヒネを拒む人
 痛みの種類1:どこが侵されたか?
 痛みの種類2:トータルペイン
 痛みの種類3:部位別
 がんが直接関係する痛み:骨浸潤
 脊髄圧迫の治療適応
 がんが直接関係する痛み:椎体転移
 がんが神経に接する痛み:末梢神経
 がんが神経を巻き込む痛み:さまざまな機序
 からだの奥深くの痛み:深部痛と内臓痛
 がん性疼痛と慢性疼痛
 がん治療に関係した苦しみ:化学療法による末梢神経障害
 長所と短所,どちらが大きいか考える
 指示と報告をめぐる葛藤1:モヒ何滴
 指示と報告をめぐる葛藤2:指示書
 プラセボについて
 痛みを表現する用語
 痛くない人の話:先天性無痛症
 ドラッグチャレンジテスト(DCT)とは
 ドラッグチャレンジテストの方法と評価
 緊張性頭痛
 帯状疱疹痛と帯状疱疹後神経痛
 イレウスの腹痛
 がん告知と痛み
 がん告知:何を告知するのか?
 続投か中止か?
 精神科医の存在は必須である
7章 コラム
 痛み止めの飲み方を教えます
 神経学的病態からみた痛みの分類
 損傷部位による痛みの分類
 損傷部位による痛みの性質
 続・損傷部位による痛みの性質
 自宅で痛みをコントロールするには?
 夜間・休日に麻薬処方ができないとき
 小児がんの鎮痛
 続・小児がんの鎮痛
 モルヒネ近代史
 モルヒネ現代史
 痛みは“専門外ですので”
 センセイ,今日は処方は結構です
 PCA(自己調節鎮痛)とは何か?
 麻薬五法
8章 副作用
 鎮痛薬の副作用とは何か?
 副作用対策:NSAIDs総論
 副作用対策:NSAIDs各論1:胃粘膜傷害
 副作用対策:NSAIDs各論2:腎機能障害
 副作用対策:NSAIDs各論3:アスピリン喘息
 副作用対策:NSAIDs各論4:COX2阻害薬による心臓病のリスク
 副作用対策:オピオイド総論
 副作用対策:オピオイド各論1:便秘
 副作用対策:オピオイド各論2:吐き気・嘔吐
 副作用対策:オピオイド各論3:眠気
 副作用対策:オピオイド各論4:ミオクローヌス
 副作用対策:オピオイド各論5:せん妄
 呼吸抑制の対処法はこうだ!
 続・呼吸抑制の対処法はこうだ!
 ナロキソンの効果はすぐ切れる!
 opioid induced hyperalgesia(OIH)
 オピオイドの禁断症状について
 オピオイドが原因である便秘の治療薬:メチルナルトレキソン
 鎮痛薬の副作用軽減の考え方:overview
 鎮痛薬の副作用軽減の考え方について:パターンA
 鎮痛薬の副作用軽減の考え方について:パターンB
 鎮痛薬の副作用軽減の考え方について:パターンC
9章 他の手段
 その他の鎮痛法
 放射線的鎮痛
 経皮的椎体形成術
 続・経皮的椎体形成術
 がん性疼痛における神経ブロックの役割
 神経ブロックを考慮すべきとき
 局所麻酔薬を使って痛みを検証する
 痛みの悪循環について 
 コルドトミーとは何か?
 腹腔神経叢ブロック-1 
 腹腔神経叢ブロック-2 
 腹腔神経叢ブロック-3 
 くも膜下腔ブロックとは何か? -1
 くも膜下腔ブロックとは何か? -2
 硬膜外脊髄電気刺激法(ESCS)
 上・下腹神経叢ブロック
 神経ブロックは在宅移行を助けるか?
 神経ブロック症例減少の背景
 医者にも覚悟が必要
 続・神経ブロック減少の背景
 その神経ブロックが選ばれるとき
 その神経ブロックが選ばれないとき
10章 例題
 こんな依頼がきました-1
 こんな依頼がきました-2
 こんな依頼がきました-3
 こんな依頼がきました-4
 疼痛治療の依頼ー紹介のあらまし
 疼痛治療の依頼ー内容を整理しよう
 疼痛治療の依頼ーボーダーラインを決めて
 疼痛コントロールを依頼するにあたって


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